最近、マウンテンバイクの空気圧についての試行錯誤が続いている。
ロードバイクの時は、とにかくパンパンにしていれば、パンクはしにくい、と考えていた。
7気圧前後が標準だけど、どうせ途中でヌケてしまうだろうから、と7.5気圧ぐらいは入れてたんじゃないだろうか。
そのうち、ノーパンクタイヤを導入したので、空気圧のことは考えなくても良くなってしまった。
マウンテンバイクに乗り始めた頃は、通勤用のセカンドバイクという位置づけだったので、ロードバイクと同じように、空気をパンパンに入れていた。
2.5〜4.5気圧ぐらいが標準のようだけど、これまた、どうせ途中でヌケてしまうだろうから、と5気圧ぐらいは入れていた。
どうやら、マウンテンバイクは、オフロードを走るときには空気圧を低めにしたり、前輪よりも体重の乗る後輪の方を、空気圧高めにするものだ、と気づいたのは、ずいぶんたってからだった。
それまでは、カチカチのタイヤで森の中を走って、木の根っこを越えるときに後輪がよく滑ったりしてた。
段差越えや階段上りにもチャレンジしてたけど、カチカチのタイヤだから、ただでさえ難しいものを、余計にハードルを上げていたような気がする。
では、空気圧を低めにしてみようと、前回、自然公園へ行ったときに試みてみたのだが、タイヤの空気を抜きすぎるという失敗をしてしまった。
しかも、前輪よりも後輪の空気を抜きすぎるというオマケつきだった。
ああ、メカ音痴……。
それでも、空気圧を低めにすると、森の中は格段に走りやすくなった。
木の根っこで滑ることもなくなった。
帰り道は、半分パンクしたタイヤで走ってるようで、てろてろ走りになってしんどかったけど……。
今度は、自転車通勤時の空気圧を変えてみた。
いつもはタイヤを指で押してもなんの反応も感じられないくらいにカチカチに空気を入れていたけど、指で押したときに、押した、という感触が感じられるくらいに空気を抜いてみたのだ。
結果、タイヤが地面に吸いつくような感じになった。
試しに、マウンテンバイクを手でちょっと持ち上げて落としてみると、以前は金属を床に落としたようなガシャンって感じだったけど、硬い空気入りゴムボールを落としたようなボンって感じだった。
ほんのちょっと抜いただけでも、ずいぶん違うものだ。
この際、空気圧を計る器械(まだ名前がわからない)を買ってみようか、と思っている。
空気圧を制すれば、より走りやすくなる予感がする。
めんどくさいことが死ぬほど嫌いなメカ音痴を、こんな気にさせる空気圧。
恐るべし、である。
カテゴリー紹介 #MTB #29er #SSFR
愛車はKONA UNIT。
29インチのマウンテンバイク。
シングルスピード。
(ギヤなし)
おまけにフルリジッド。
(サスペンションなし)
片道約1時間、約15㎞の自転車通勤続行中。
ロードバイク歴数年。
1年間ブルベに参戦し、SR (スーパーランドナー)取得。
やまめ乗り修業中。
現在はマウンテンバイクに夢中。