らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾他】厄介な隣人・中国。影響力が大きすぎるのでガン無視もできない……。

■池上彰の中国本2冊

台湾の武力統一も辞さない一方で、インバウンドが来なくなると困る。

厄介な隣人の中国。

そんな中国について、池上彰さんの本を2冊読みました。

いや、聴きました。

Audible での耳読です。

ラジオでニュースを聴いているような感覚で気軽に情報収集できるのがありがたいですね。

 

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もちろん Kindle 書籍化もされています。

こちらもリンクを貼っておきますね。

今回はこの2冊を読んだ感想を書いてみたいと思います。

ちなみに、「中国・香港・台湾編(2016年出版)」→「中国編(2021年出版)」の順番で読みました。

どちらも学校での授業を書籍化したものなので、とても読みやすかったです。

 

■意外な中国共産党の素顔

まず驚いたのは中国共産党についてです。

てっきり、中国は共産党の一党独裁だと思っていました。

でも、実は野党があったんですね。

ところが、この野党は「自分たちは中国共産党の指導に従います」と党の規則に定めているらしいんです。

これじゃ、野党でも何でもないですよねw

 

さらに驚くのは、中国では憲法の上に共産党が位置するってことです。

憲法をどう解釈するかは、中国共産党が決めるってわけ。

おまけに「人民解放軍」は、中国の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊なんです。

やっぱり一党独裁ですね。

 

■意外すぎる中国建国の父・毛沢東の都合

中国共産党を考える上で、避けて通れないのが建国の父・毛沢東です。

しかし、この毛沢東、建国の父ではあるんですが、かなりの大失敗を繰り返していたのがわかります。

現在の中国でも評価が分かれているようです。

「まあ、そうは言っても建国の父だしね」と言ったニュアンスですかね……。

 

実際、「大躍進政策」や「スズメ対策」などの失敗で、かなりの餓死者を出しています。

「文化大革命」では、中国の歴史や文化を破壊しました。

独裁者が治める専制国家は、良い独裁者の時には効率良いんですが、独裁者が一歩間違えると、とんでもない災厄を引き寄せてしまうものだとわかります。

やたら時間がかかっても、効率が悪くても「民主主義の方がマシ」と思ってしまいました。

 

■コロナ対策で対照的な中国と台湾

新型コロナウイルス対策について、中国と台湾では真逆の方針をとっていました。

 

中国は強引なロックダウンで感染を防いでいます。

ある日突然ロックダウンが始まって、買い物に来ていたデパートから出られなくなってしまった中国人たちの映像を見た記憶があります。

コロナ専用病院を10日間で作ってしまう映像も見ました。

独裁的な専制主義国家は、こういう無茶ブリができるんですよね。

 

一方で、台湾は天才 IT 大臣 オードリー・タンを中心としたネットワークで難を逃れました。

市民のために活動するシビック・ハッカーたちが中心となって、マスクを手に入れやすくするアプリやシステムを開発しています。

 

日本がお手本にするのなら、もちろん台湾でしょう。

そういえば、全く役に立たなかった接触確認アプリ「COCOA」は何だったんでしょうね?

今でもマイナンバーカードでデジタル庁は大騒ぎのようです。

日本がデジタル先進国になるのは一体いつのことなんでしょう……。

 

■池上彰の世界の見方シリーズ

シリーズは現在全部で13冊。

全て Audible で聴き放題対象になっています。

自分もコンプリートするつもりです。

次に聞くとしたら、やっぱりロシア周りですかね……。

ロシアのウクライナ侵攻はどうなっていくんでしょう……。

 

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■中国がわかるコミックエッセイ

これまで中国をテーマにしたコミックエッセイを読んできました。

小難しい本よりも、読みやすくて面白くて分かりやすいものばかりです。

いくつか紹介してみますね。

 

現在全8巻。

オタク漫画家が中国美人女性と結婚するコミックエッセイ。

国同士がギクシャクしても、個人レベルではどってことないことが分かります。

そろそろ新刊が出る頃かな……。

 

中国の西安で、アニメ会社を立ち上げることになった女性アニメーターのコミックエッセイ。

アニメという共通オタク言語があれば、文化の壁は越えられそうです……。

 

中国人の日本製品好きがよくわかるコミックエッセイ。

作者が日本へ帰省するたびに薬屋などの買い物を頼まれて運び屋と化してしまうそうです。

 

三国志愛のために中国へ留学してしまう漫画家のコミックエッセイ。

作者は「孔明のヨメ」を描いた人です。

いつのまにか最新刊が出ていますね。

読まねば……。

 

この作品の孔明は人付き合いがいまいち苦手で、戦の指揮よりは行政に専念したいタイプ。

何かと神格化されてるけど、本物の孔明って、こんな感じなんじゃないかな?

 

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■おわりに

今回はコミックエッセイを中心に紹介してみました。

中国についての新書や小説やマンガを上げるとキリがありません。

また機会があればご紹介します。

 

何かと厄介な隣人・中国ですが、影響力が大きすぎてガン無視もできません。

これからもウォッチしていきたいと思います。

では、また!

 

■プロフィール

セミリタイア済みサイドFIRE民です。

 

セミリタイア後は読書生活に突入して年間365冊の本と1500冊のマンガを読了中。

読んだ中から、おもしろくてタメになる本やマンガをオススメしています。

(今は橘玲さんの本を読み漁っています)

Amazonアソシエイトに申請中。。。

 

読書以外では、築50年の生家を両親から受け継ぎ、ミニマリスト目指して断捨離中です。

もともと寝そべり族なので、何ごとも「がんばらない」、シンドない生活を継続中。

ライフハックとテクノロジーでチートする都市型スローライフを目指しています。。。