自称「香辛料の魔術師」柚子原香が日本のスパイスやハーブを使って食の難事件を解決？！
全4巻──。
のっけから、びっくり。
柚子（ゆず）って香辛料 だったんだ。
確かに香りは半端じゃない。
世界的には「日本の香辛料」と認定済みだそう。
「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」なんて古ネタも楽しい。
柚子をたっぷり使ったマヨネーズはうまそうだった。
日本のスパイス&ハーブは柚子だけじゃない。
生姜、山椒、和辛子、ヨモギ、などなど……。
個人的にはヨモギのフェットチーネ（要するにパスタ）が美味しそうだった。
沖縄そばに フーチバー（沖縄版ヨモギ）をトッピングして食べたことを思い出す。
スパイスと聞くと、どうしても スパイスカレーや印度カリー子さんを連想してしまう。
でも、「ぴりふわつーん」では、カレー系のスパイスは一切出てこない。
あくまで 日本の香辛料に特化してるのが潔い。
作者は「茶柱倶楽部」を描いた人。
こちらも日本茶というマニアックな世界を教えてくれて楽しかった。
次回作ではどんなニッチな世界を描いてくれるんだろう。
それまでは 過去作品でも読み返していよう。
【プロフィール】
セミリタイア済み節約系FIRE民。
健康優良寝そべり族。
家でごろごろしていたい。
街をぶらぶらしていたい。
健やかにだらだらしたい。
寝そべりながら本を読みマンガを読む。
自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。
睡眠重視のロングスリーパー。
食事は
肉卵チーズのMEC食＆メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理。
親が遺してくれた生家に籠城中。。。
