らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【ポジティブ隠者入門 老後に備えない新哲学】田舎ではなく過疎地でリモートワークして都会で遊ぶシン隠者!

サブタイトルの

「ポジティブ隠者入門」に

惹かれて手に取った。

出版は2006年と古い。

当時、大量に退職する団塊の世代

向けて書かれていた。

 

けれどもコロナ禍で

リモートワークが 推奨され、

FIRE(経済的独立、早期リタイア)が

話題になるようになった現在、

「ポジティブ隠者」の考え方は

より価値が高くなった。

 

作者は学者で、

たくさんの自己啓発本を執筆している。

こんなことができたのも、

都会近くの過疎地に

住んでいるからだと言う。

 

都会や田舎での

濃密な人間関係を避けて、

パソコンやネットを通じて

ばんばん仕事をする。

タイトルの「老後に備えない」は

仕事中心の生活を続けようって意味。

複数の収入源を持って、

経済的独立することを強く奨励。

なるほど ポジティブだ。

 

作者は田舎と過疎地を

明確に区別すべきと主張している。

過疎地は以前 人が住んでいたけれど、

今は人が住んでいない場所。

生活に必要なインフラは残っているけど

人はいない。

だから 田舎のような

煩わしい人間関係がないってわけ。

山奥で自給自足するのとも違って

ハードルが低い。

なるほど〜。

 

都会と田舎の良いとこどりで

「トカイナカ」てコンセプトが

あったけど、

「過疎地」もなかなか良さそうだ。

作者にとって「都会」とは、

たまに

仕事の打ち合わせをする場所であり、

何より遊びに行く場所だという。

この考え方も新鮮。

 

むしろ「自然に手を出すな」と

警告している。

自給自足など 夢物語の自分には

深くうなづける話だ。

 

年を取れば「おまけの人生」なんだから

気ままに 個人主義で良い。

これは高齢者だけでなく、

セミリタイヤ者やFIRE民にも

参考になるのでは。

 

鷲田小彌太さんの本は

次にこちらを読んでみるつもり。

 

 

【プロフィール】

自称セミリタイア・節約系FIRE民。

 

健康優良寝そべり族。

家でごろごろしていたい。

街をぶらぶらしていたい。

健やかにだらだらしたい。

 

寝そべりながら本を読みマンガを読む。

 

自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。

睡眠重視のロングスリーパー

 

食事は

肉卵チーズのMEC食&メガビタミン。

料理は電子レンジ調理・時短料理。

 

親が遺してくれた生家に籠城中。。。