らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

【自転車通勤】カエルくん、大移動の夜


水曜日の夜のこと。


職場でうんざりすることがあって、ふらふらと自転車で帰った。こんな日は、最短距離コースを行きたいところだけど、運動不足になると、夜眠れなくなる事は学習済み。いつものコースを、ゆっくりと走った。


定時でダッシュで帰ったので、職場を出たときには結構明るかったけど、すぐに真っ暗になっていった。ますます気が滅入る。これから、ずっと、夜を走るんだなあ……。そんなことを考えながら走っていると、路面のあたりで蠢くものがあった。


とりあえずスルーして、走り続けていたけど、動くものは度々現れた。それはカエルだと気づいたのは、もう4〜5回は見たあたりからだろうか。最初は慌てるばかりで気づかなかったけれど、カエルは川沿いの田んぼから川に向かって飛び跳ねているようだった。どれも小さなカエルで、29インチのマウンテンバイクの太いタイヤだったら、軽くぺしゃんこにできてしまう。ぐにゃっとした感触が伝わってきたら嫌だなあ、と思った。


そんなことを10回ぐらい繰り返した。中でも、最後のカエルはすごかった。思いっきり飛び跳ねて、フロントのタイヤの上を飛び込していった。ものすごいジャンプ力だ。ちょうど、大光量ライトの前を横切ったので、影がやたらと大きく映った。思わず声を出してしまう。周りに人がいなくて幸いだった。


こんな事は、自転車通勤を始めてから数年で初めての事だった。もしかしたら満月か何かと関係あるんだろうかと思わず空を見上げたけど、月は全く出ていない真っ暗だった。そういえば、旧暦では、田んぼの水が枯れるシーズンだ、。実際、川沿いの田んぼ刈り入れも終わっているようだった。だから水を張ってもいなかった。カエルの引越しのシーズンなのかもしれない。川の水も少なくなって干上がっているし、今日がちょうど良い日だったのかもしれない。カエルは本能で察知したんだろうか?


もともとこの川は、幅は10メートル位あるけれど、河川敷と言うものはないし、どちらといっても、道の幅は生でりょうちゃんを広げた位。川の水面から高さは1メートル位。土手の上のサイクリングロードからコースアウトしてしまうと、そのままかは俺もちゃんと言ってしまう。そんな小さな川が。自転車通勤で継続して使うようになったのは、兄弟のあたりぐらいだったか。今日夜になったと思う。去年から新96号だったと思う。去年はこんなことはなかったよなぁ。


嫌なことがあって、うんざりして、惰性でふらふらと走っているときに、こんなことに出くわす。いつもと同じコースを走っているのに、突然、非日常的な世界になってしまう。これも、自然とか天気とか季節とか、お天気アトラクションが見せてくれたものだ。思いがけないことになり、ちょっとだけ慰められた気分だ。おかげで、その日の夜には、寝付きは良かった。


カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤

「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。

自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!

自転車の教科書

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自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

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