朝日新聞を読んでいたら「高齢者に筋活は不可欠」とあった。また、「シニアに人気のウォーキングだけでは筋力維持には足りない」という学者先生の話も載っていた。やっぱり、歳をとると、筋トレは必要になってしまうんだろうかと不安になってきた。
自分の場合、肩甲骨と股関節を柔らかくして体幹の筋肉を使うようにすれば、あらたまった筋トレや、風呂上りにストレッチを30分と言うような事は、必要無いと考えていた。正しい姿勢で歩いたり、自転車に乗ったりすれば、それだけで体幹の筋肉は鍛えられるし、ターンアウトのようなストレッチを隙間の時間にやれば、十分に身体は柔らかくなる。そういう考え方で、これまでやってきた。
ちなみに、ターンアウトは、両かかとをつけて立ち、つま先を180度広げる。これだけだ。でも、バレエのバーレッスンでは第1次ポジションと呼ばれるように基本中の基本となっている。
実際、自転車で走っているときは、お尻や腿裏の筋肉を使っていることを意識できるし、MEC 食になってから、タンパク質中心の食生活になった影響で、前よりも腕周りは遅くなってきている。一時期、一生懸命、腕立て伏せをやっていたこともあったけど、こんなには太くならなかった。なんとなく釈然としないけど、とりあえず現状は上手くいっていると思っていたのだ。
ただ、ずっと引っかかっていることもある。自分の母親のことだ。母親は、もう既に亡くなっている。最後の半年間は認知症になってしまった。母親は、ラジオ体操をやったり、ウォーキングをやったり、健康には人一倍気をつかっていた。それなのに最後は認知症になってしまった。当時は、「お年寄りこそ筋トレを」とか「お年寄りこそタンパク質を食べた方が良い」といった考え方はまだメジャーじゃなかった。母親はご飯と味噌汁さえあればいいと言う人だったのだ。
さすがに、毎日自転車通勤をやっていて、並行してジムへ通うと言う事は無理だけど、歳をとって定年になって、暇になったら、ジムへ通うのもいいかもしれない。ついでに風呂にも入れるし。今は、風呂を沸かしたりしないで、シャワーだけで生活しているから、なおのこと、そう思う。風呂を沸かしたり、風呂掃除をしたりは負担が大きい。ヒートショックも怖いし、と考えていたので、ちょうど良いかも。
ジムにはラウンジがある。クーラーも付いている。酷暑の時期は、プールで泳いだり、マシントレーニングをしたり、風呂に入ったり、ラウンジでクーラーにあたったり、1日ジムで過ごすのも良いかもしれない。ラウンジで人がいないときは、音声入力だって、できるかもしれないし。
その一方で、ジムに通わなくても、腰割スクワットをするとが、大相撲の四股を踏むとかすれば、十分に筋トレになると言う気もする。あと、テッポウのようなトレーニングをすれば、肩甲骨周りの筋肉も鍛えられる。柱をバシンバシンと叩くのは無理だけど、手で柱や壁を押して筋肉に負荷をかけるやり方なら出来そうだ。
なんにしろ、有酸素運動と筋トレとストレッチとをバランス良くやっていく必要がある事は確かだ。長続きするためには、なるべく負担のかからない方法でやっていく必要もあるし。少しずつ自分にあった無理のない方法を探っていこう。
カテゴリー紹介 #やまめ乗り
やまめ乗りを始めて数年。
実際に講座を受けたのは2回。
脱初心者目指して自習中。
このカテゴリーは、「自転車の教科書」と「自転車の教科書 ー身体の使い方編ー」を読んでないとわかりづらいです。
29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)で自転車通勤(片道約1時間、約15㎞)継続中。
セカンドバイクはクロモリのロードバイク。
ブルベ経験有り(SR取得)。
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