最近、ウスターソースの出番が増えた。
これまでは、とんかつソースの陰に隠れて地味な存在だった。
冷蔵庫の奥にひっそりとしていて、いつの間にか賞味期限が切れてしまってるような。
アジフライに、しょうゆをかけるか、ソースをかけるか迷うことがあってもらこの場合のソースは、とんかつソースだ。
ウスターソースは、「薄い」ソースで中途半端な存在だった。
子どもの頃は、薄いからウスターって言うんだろう、と思ってたくらいだ。
実際は、とんかつソースとの違いは、濃度・粘度の違いぐらいみたいだけどーー。
そんな影の薄いウスターソースだったけど、使うようになったのは、カレーの隠し味としてだった。
よく、鮭缶やイワシのオイルサーディンにカレー粉を小さじ一杯ふりかけて、よく混ぜて食べるってことをやっているけど、その時、ウスターソースを隠し味で入れると美味いのだ。
(タマネギのみじん切りを入れると、なお、良い)
もともと、学生食堂のマズいカレーを食べるとき、ソースをちょろっとかけて食べるとマシな味になる。
その応用バージョンだ。
(ちなみに、しょうゆ派の奴もいた。)
もともと、ソースは野菜を煮詰めて作る物なので、野菜のダシが効いているのかもしれない。
隠し味で使うようになってからは、普通に使うことも増えてきた、
ソースと言うと洋風の料理を思い浮かべてしまうけど、意外に、和風な料理にも合うのだ。
例えば、冒頭の写真は、とろけるチーズを乗っけた絹の厚揚げをオーブンで焼いたものだが、かかってる黒い奴はウスターソースだ。
これが、意外だけれど合うのである。
その他、ゆで卵を食べるとき、最初はマヨネーズをかけて、半分をがぶりと食べて、残りの半分にウスターソースを、ちょっとかけてから、口の中に放りこむ、てのも、よくやる。
意外に万能なウスターソース。
ほぼ無添加なのも嬉しい。
もし、冷蔵庫の奥に眠ってるようだったら、とりあえず、隠し味として使ってみることをオススメする。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。