日曜日に自転車屋へ行ったのは、パンク修理がメインだったけれど、エアーコンプレッサーの相談に乗ってもらおうと思ったからだった。
エアーコンプレッサーは、空気を圧縮する機械だ。
自動車工場でよく使われてるうるさい機械。
空気でゴミを吹き飛ばしたり、コイン洗車場みたいに水を勢いよく出したり、塗装をしたり、硬いボルトを機械の力で締めたりはずしたりする。
自分の場合、マウンテンバイクに空気を入れたり、洗車するために使おうと思っている。
29インチのマウンテンバイクのタイヤはど太くて、手動で空気を入れると汗だくになってしまう。
水圧で、一気に泥汚れを落とせるのも魅力だった。
そんなこんなで、メカ音痴だけれど、購入を決意したのだった。
そして、自転車に空気を入れられるアタッチメントに交換してもらっていたのだ。
しかし、エアーコンプレッサーは確かに動くし、タンクの中に空気はたまってるんだけど、ホースを通じた空気入れから出てこないのだった。
ネットで検索してもわからないし、買うときに相談に乗ってもらったこともあって、説明書を持って相談に来たのだ。
しかし、説明書を読んでも、自転車屋に置いてあるエアーコンプレッサーを実際に使って見せてもらっても、原因はわからないのだった。
もしかしたら故障かもしれない、その時はメーカーに電話した方がいい、と言うことになって、気が重いまま帰宅したのだった。
クレームつけるなんて苦手だし、死ぬほどめんどうだ。
普通だったら泣き寝入りするところけど、モノはデカすぎるし、金額も高すぎる。
最後にもう一度動かしてダメだったら、Amazon経由でメールを送るか、平日に休みを取って電話がつながるまでかけまくろうか、と考えた。
そしてーー。
最後に、ということで動かしてみたら、これまでぴくりともしなかったメーターが動き出したのだった。
こ、これは……。
そして、空気入れのハンドルを握ると、圧縮された空気が吹き出たのだった!
上手くいった原因は、圧力調整ノブを目一杯限度まで回したからのようだった。
圧力を最大限にまで上げたら危ないと思ってたけど、買ってすぐの状態だから、エアーの通りが悪かったのかもしれない。
今はノブを目一杯開いてるけど、落ち着いたらいくらか戻しても大丈夫になりそうだ。
それにしても、ああ、メカ音痴……。
これで本当に、ずっと自動で空気を入れられるようになったのか?
また、何かトラブルが起きそうな気がする。
洗浄用のアイテムをオプションで付けようかどうしようかと迷っていたけど、それ以前にぐったりと疲れてしまった。
とりあえず、ビールを飲んで、日曜日はもう終わり、としたのだった。
カテゴリー紹介 #自転車通勤
自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
ブルベ経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。