今年の秋頃から、これまでトップスのインナーウェアは、シルク100%の丸首シャツにしていたものを、ヒートテックに切り替えたきた。
きっかけは、シルクが傷んできたからだった。
それに、確かに肌触りは良くて、とても気に入ってたけど、とにかく値段が高かった。
さらに、洗濯するときはネットに入れたり、基本は陰干しだったりと、取り扱いがめんどうなのもあった。
首回りをカバーするだけで、とても暖かい。
消臭効果も高いようだった。
ヒートテックは、普通のものと、極暖のエクストラ、超極暖のウルトラがあって、防寒力も高くなっていて、何よりコストパフォーマンスが抜群だった。
しかしーー。
気まぐれを起こして、久しぶりに残っていたシルクを着てみたら、改めて、その肌触りの素晴らしさにヤラれてしまった。
すべすべした人間の肌のような触感。
これに比べると、さすがのヒートテックもウェットスーツを着てるみたいだった。
シルクを着てると、皮膚呼吸が楽になるような気さえするのだ。
あっという間にシルクとヨリを戻してしまった。
わずかに残っているのは3枚しかないので、高い金を払って買い足すことになる。
数枚のヒートテックも無駄になりそうだ。
ここで、改めてシルクの注意点について、自戒をこめて書いておきたい。
シルクを着てると、汗がよく出る。
自転車通勤の時に着ていると、汗が出すぎて、脱いだあとは、ちょっと匂いが気になるくらいだ。
シルクはデトックス効果もあるそうなので、老廃物がたくさん出たんだ、と思っている。
実際、シルクのインナーウェアを着て運動したあとは、妙にすっきりするのである。
なので、汗をかいたら、とにかく、こまめに着がえることが必要だ。
よく、シルクは消臭効果が高い、と書かれたサイトを見るけれど、それは天然素材だから、という一般論をうのみにしてるだけのようだ。
実際に自分で確かめた上で書いてる人は見かけなかった。
自分の実感としては、汗をかかなければ、確かに消臭効果や放湿性は高いのかもしれないけれど、いったん汗をかいてしまうと、デトックス効果がアダになって、むしろ匂うのではないか、と考えている。
夏場に体臭が匂う、と言われてショックを受けたことがあったけれど、あれは、汗をかいたまま放置していたからだった、と今では思う。
大量に汗をかいてしまった時の消臭効果や放湿性は、ヒートテックの方が上なのではないか、と言うのが実感だ。
今度は、洗濯の時にネットに入れたり、陰干ししたりといった特別扱いはやめて、他の洗濯物と一緒に扱うつもりだ。
傷みやすくなるというのは織り込み済みで。
じゃないと、めんどうくさくてストレスがたまってしまう。
金がかかるのは必要経費として割り切るしかない、と思っている。
それだけの価値はあるのだ。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。