それにしても古い。2012年の発行だ。iPhoneは4だった。Amazonで、本のカテゴリーで、「音声入力」をキーワードにして検索してみたけれど、見つかった本は、この1冊と、野口 悠紀雄先生の本だけだった。音声入力は、つくづくと、まだマイナーなジャンルなのだ。
- 作者: 橋本佳幸
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2012/06/28
- メディア: 単行本
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- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: Kindle版
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何分、古い本なので、あまり期待しないで読んだけれど、どうしてどうして、拾いものだった。やっぱり、1冊の本にまとまっているものは、それなりのものがあるなあ。
参考になったのは、何ができるのかの一覧表と、どうやって話しかければ認識してくれやすいかだった。少なくともこの本を読んでから、時間や天気を調べる時は、音声でSiriにやらせるようになった。後は、タイマーやアラームをセットしたりも。新着メールが来てるかどうかも、音声でできることも知った。
意外だったのは、例えばアラームをセットしたときに、後からそれを取り消したり、変更したりすることができることだった。設定だけでなく、取り消しや変更ができるのは、いかにもAIを使ってる感がわいてくる。できれば、アプリを閉じるのもできるようにしてもらえると、ありがたいんだが……。
あと、iPhoneに標準装備されてるイヤホンマイクについても知ることが出来た。これってイヤホンだけじゃなくて、マイクでもあったんだ〜。知らなかった。AirPodsを買ってからは、すっかりしまい込んでしまっていた。
早速、引っ張り出して見てみると、確かに中央マイクがついてて、Siriに話しかけられるようになっているし、音声入力もできるのだ。
ただ、このマイクを使ったからといって、音声入力が劇的に向上するわけでもないようなので、今のところiPhone本体のマイクに向かって話しかけてはいるけど。
本書では、応用編として、ジョギング中にイヤホンマイクを使ってSiriをコントロールすることも紹介していた。ちょうど、徒歩通勤を始めたばかりだったので、使えそうなテクニックだった。歩いているときは、音楽を聴いていて、急に何か思いついたことがあったら、Siriを呼び出してキーワードをメモさせたりできるのだ。その間、音楽はストップしてくれて、音声入力が終わったら自動的に再開してくれる。便利だよなぁ。
インカムみたいなマイクを買おうかな。寝転がって使うには、横を向いたとき、耳が当たって不便だと思っていたけど、ちょっと試してみたくなった。良いマイクがあると、音声入力は認識率が良くなるかもしれない。
なんにしても、本書は、ご一読をお勧めする。意外な使い方を発見できると思う。それにしても、誰か、音声入力について、新しい本を出して欲しい。激しく、望むぞーー。
余談だけど、Googleが新しいスマホを日本で発売するそうだ。AIに特化したスマホみたい。新聞を全部読んでも、ネットで検索しても、音声入力にどう対応しているのかはわからなかったけど、勝間和代さんのブログを読んでいると、iPhoneより、アンドロイドスマホの方が、音声入力では進んでいるようなので、どんなものなのか、ちょっと気になる。ショップでデモ機を試せるようだったらやってみたいもんだ。
カテゴリー紹介 #iPhone #文字入力 #音声入力
ブログはiPhone 7 Plusを縦持ち両手持ちで書いてきた。
(ノートパソコンは使わず)
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