らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【ライフスタイル】「侍がダメなら、忍者になればいいじゃないの」とマリー・アントワネットは言った⁈


サムライスピリッツ(と言う言い方をするとゲームみたいだけど)とか武士道精神とか、日本の誇る文化かもしれないけれど、さすがに21世紀のグローバル社会では、なかなか厳しいものがあるんじゃないのか。なんとなく、国際社会の中では、潔く散ってしまいそうである。国内でも、「右翼?」とか言われそうだし。


それに比べると、ニンジャスピリッツ(と言うものがあるのかどうか知らんが)は、かなりフリーダムそうだ。目的のためには、手段を選ばなくてもいいし、自分の安全を第一に考えて生き残ることを最優先してもいいし、所属する組織が気に入らなくなったら、さっさと「抜け忍」になれば良い。まあ、組織からの追っ手を撃退することができる自信があればの話だがーー。


どうも侍と言うと、正々堂々と戦うのは良いけれど、国際社会では出し抜かれていたり、商売が下手だったり、やせ我慢ばかりしてるようなイメージ。ハラキリもあったなあ。そういや、今、うつ病の発症が増えているのは、腹切りの代わりかもしれない。自己を罰してしまう文化?


女子だって、ヤマトナデシコになりたいな、と言う人は存在しないだろう。そもそも、大和撫子と言う言葉自体が死語なんだろうし。なでしこジャパンにその名がしのべるぐらいか。


まだ、ヤマトナデシコよりも、芸者ガールの方が、希望者は多いのかもしれない。ギャル系の子とか。いや、芸者ガールと言うよりは、花魁ガールの方が、かっこいいのかも。昔の花魁は、気位が高くて、客の言いなりになんか、ならなかったそうだし。

吉原御免状 (新潮文庫)

吉原御免状 (新潮文庫)


なんだか武士道をけなしてばかりしてしまったけど、海外旅行へ行ったりすると、いやでも、意識してしまうような所はある。「死ぬことと見つけたり」は武士道の聖典葉隠」の有名なセリフだけど、この堅苦しそうな「葉隠」を隆慶一郎が小説にすると、むちゃくちゃ破天荒な物語になる。お勧めです。サラリーマン生活にうんざりすると読み返します。「武者振りとは、無茶振りと見つけたり!」

死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)


カテゴリー紹介 #ライフスタイル

ネコのように丸くなって暮らしたい……。

特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。

人混みと満員電車と行列と渋滞と人づきあいが苦手で、インドア&地元で過ごしがち。

最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。

年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。