医療費控除の確定申告をするのは数回目なんだけど、依然として初心者レベルなのを痛感。
そんな自分でも、損しないために、指摘できることをいくつかーー。
まず、医療費控除は、家族分を家族の代表者が申告できる。
扶養してるしてないは関係ない。
このことを知るまでは、家族三人分をそれぞれ一人ずつ自分が申告してあげてた。
定年退職して収入が少なくなり、そもそも確定申告の必要のない親がいて、医療費だけはかかっているケース。
そんな場合は、代表者がまとめて申告しよう。
一番、収入が多い人間が代表した方が、かかる住民税も安くなる。
あと、医療費控除には交通費も含めて良い。
今回は、医療費控除の明細入力欄に、治療費や交通費などって書いてあったので忘れずにすんだ。
不思議なことに、プリントアウトした紙には「交通費」の言葉は出てこない。
初めて医療費控除の確定申告をしたときは、明細入力欄に「交通費」の記載は無かったと記憶してるし、そのせいか、申告もしなかったなあ。
忘れないように、画面上にだけは記載されたのか。
いずれにしても、交通費がかかっているなら、併せて申告しよう。
最後に、平成29年分から、医療費控除の確定申告が簡単になるようだ。
医療費控除の明細や、領収書保存の義務がなくなるらしい。
イメージとしては、領収書の電卓を叩いて、合計だけ記入しておけばいいって感じか。
今まで通りのような明細を作りたい人には、医療費集計フォームとやらが用意されてる。
集計したデータを申告票に読み込むんだとか。
なんだか、かえってややこしそうだなあ。
その他、セルフメディケーション税制が創設された。
12,000円以上の対象医薬品を購入した場合は、控除の対象になるらしい。
自分には縁がなさそうだ。
確定申告のやり方は、毎年、ちょこちょこ変わっている。
国税庁のホームページでは変更点を掲載しているので、記入要領を全部読む根気がない人でも、これだけはチェックしとこう。
あとがき
マイナンバー制度も始まったことだし、カードリーダーがなくても、ネット上で、スマホ上で確定申告が完結できるようになって欲しい。
せめて、医療費控除とふるさと納税だけでも……。
医療費控除の確定申告についてはこちら
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。