まんが、コミック&Cool Japan ガイド:『ラーメン発見伝』 マンガとラーメンでビジネスを学ぶ⁈


ラーメンって、すごい食い物になってしまったようだ。

確かに美味くなったし、ダブルスープは当たり前、煮卵はデフォルトな世界だ。

このマンガを読むと、なんで、ラーメン屋がこんなにベンチャーな飲食店になったのかが、よくわかる。

  • ラーメン発見伝 コミック 全26巻完結セット (ビッグコミックス)

  • 主人公は、課題を与えられればソツなくこなすけれど、自分でテーマを発見することができないでいる。

    既存の路線でちまちまと改善することは得意でも、常識をひっくり返すようなオリジナル性はない。

    そんな主人公が、美味いラーメンを作るだけのアマチュアから、美味い店を作るプロへと成長していくストーリーだ。


    味勝負のバトルだけでなく、ラーメン屋を経営する時のトラブルをどうやって解決するか、ラーメン屋をどうやって繁盛させるかがおもしろい。

    食材は安定供給されるものでなくてはならないし、行列対策に、行列をPRに使う方法、店員の教育方法に、チェーン店のごまかしの防ぎ方まで、さまざまなケーススタディがてんこ盛りになっている。


    一番、印象深かったのは、ラーメン屋のリニューアルで、味を一切変えずに、インテリアや食器など、店のムードを変えるだけで繁盛店へと導いたケース。

    普通なら、美味いラーメンを作ろうとするパターンだ。


    ヘタなビジネス本を読むよりは、よっぽど勉強になった気がする。

    自分が客商売に向いてないこともーー。


    まんが、コミック&Cool Japan ガイド:

    子どもの頃からマンガを読んできた。
    買ったり、借りたり、100円で買えるようになったり、図書館で借りられるようになったり、宅配レンタルできるようになったり、スマホで見れるようになったり……。
    時代の変化はあったけど、とにかくずっと読んできた。
    あるマンガ読みの、つぶやきとレビュー。