スーパーで買い物をする時は値引き品が多くなってきた。
まあ、節約しなきゃ、てことはあるけど、あまりにも多すぎるような気がしないでもない。
言い訳をさせてもらえると、スーパーには、膨大な食料品が並んでいて、その中から、どれを選ぶのかを真面目に考えると、気が遠くなるような気がするのである。
黄色いシールが貼ってある値引き品の中から選べばいいや、と考えていると、対象はぐっと絞れる。
あと、最近で言うと、パプリカなんぞを値引き品で買ったりした。
値引き品でなければ、恐らく買うことはなかったと思う。
安いし、試しに買ってみるか、と思ったのだ。
値引き品は、チャレンジのハードルも下げてくれる。
考えてみると、値引き品でない、定価で買っている食料品は、ずいぶん少なくなった。
・豆乳
・果汁100%ジュース
(これは1本100円なので値引きは無理だろう)
・酒粕
・卵(物価の優等生)
・セブン&アイお惣菜の黒豆・金時豆
箇条書きにしてみたら、これだけだった。
思えば、ずいぶん、値引き品には助けられている。
と言っても、けちけちしてる感じもしないし、けっこう「食」には満足度が高い。
一時期のように、食費が家計を圧迫したりもしてない。
このまま自炊生活が続けば、仕事を辞めても、なんとかやっていけそうな気がする。
ここで疑問に思うのは、よく、地方移住すると、新鮮で美味しいものが安く食べられるので、あまり食費がかからない、などと言われているけれど、実際はどうなんだろう、ということだ。
よく、地方移住本を読むと、移住先の農家とお知り合いになって、畑直送のものをいただいた、などのエピソードが書かれることが多いけど、人見知りな自分には難しいだろうなあ、などと思ったりもするし。
資本主義経済の最先端のスーパーで値引き品を買って自炊する生活の方が、自分には合っているのかもしれないと思ったり。
だとしたら、あまり田舎に行くよりは、適度に街中の方がいいことになって……。
う〜ん。
よくわからなくなってくる。
まあ、しばらくは、このやり方を続けるしかないんだけど。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。