らくだのライフハック

ちょうどいいかげん発酵術:オフグリッドはやめとこう!

発酵で一番難しいのは温度管理だ。

おおむね体温と同じくらいだと思っていれば、たいていの発酵には間に合うようだ。

 

自分が発酵生活を始めた頃、一番大きな勘違いをしていたのは、「常温での発酵」にこだわってしまったことだった。

ちょうどその頃、できるだけ節電をしようと思っていたこともタイミング悪かった。

東日本大震災がきっかけになって、自給自足や節電生活やオフグリッドや家庭ソーラー発電などに興味を持っていたのだ。

自分もそうだけど、発酵に興味持つ人って、なんというかライフスタイル系の人が多い気がする。

エコとかマクロビとかやってて、ソトコトとか天然生活とか読んでそうな。

 

そういう人は、自分のように常温発酵にこだわって失敗しそうな気がする。

悪いこと言わないから、やめておいた方がいい!

少なとも上級者になってからにした方がいい。

最初は文明の利器、電気の力を借りた方がいい。

 

現在、自分はーー。

冷蔵庫をメインに使っている。

豆乳ヨーグルトと野菜・肉の塩麹漬けは冷蔵庫。

甘酒は炊飯器で作って冷蔵庫で保管。

どぶろくは常温で発酵させて冷蔵庫の中。

塩麹と酢麹は冷蔵庫の上で常温発酵してそのまま常温で保管している。

 

たまたま使ってないけど、今、初心者の頃に戻ってやり直せるなら、多機能のヨーグルトメーカーあたりを買っただろう。

それほど温度管理は難しい。

よく聞くのは電気毛布や電気カーペットを使ってる人だ。

こたつを出してる人は利用できるかもしれない。

いずれにしろエレクトロニクスによって発酵はぐっと楽になる。

 

 昔の人は、冷蔵庫やヨーグルトメーカーなんかなくても、ちゃんと発酵させてたんじゃない?

フグリッド派は、そんな疑問を持つかもしれない。

実は、自分も不思議に思ってる。

個人的な推測だけど、昔と今では日本人の生活スタイルが大きく変わってしまったからではないだろうか。

農家や自営業が多かった時代は、ぬか漬けの面倒を見ることも、今よりはやりやすかったのでは?

あと、今と違って専業主婦も多かったし。

現在のように、共働きで朝食もとらずに慌ただしく出かけて、遅い電車で帰ってくるようなワークスタイルと発酵ライフの両立は難しい。

 せっかく作っても「くさい!」と喜ばれなかったり。

 

まぁ、生活様式の変化みたいな話はともかく、ちょうど「いいかげん」発酵術では、基本的に土日の休みに仕込みをして、平日は食べるついでに混ぜるだけというスタイルだ。

おまけに、地球温暖化のせいなのかエルニーニョのせいなのか、年々、気温の変化が激しくなる一方だ。

初めてどぶろくを作った時は、いきなり気温が上がって、いきなり酸っぱくなったっけ。

 

初心者は冷蔵庫の中あたりからスタートした方が無難だと思う。

 

ちょうどいいかげん発酵術プロフィール

花粉症対策がきっかけで「発酵」にハマりました。常時製作中なのは、①豆乳ヨーグルト、②野菜の塩麹漬け、③豆乳塩麹、④酢麹、⑤甘酒、⑥どぶろく。手を出さないようにしてるのは、①ぬか漬け、②自家製納豆、③自家製味噌。このブログは「めんどうなことが死ぬほど嫌い」な人に捧げます。