パンク修理の時、タイヤをはずすのにはタイヤレバーを使います。
あたりまえですね。
では、タイヤをはめる時はどうでしょう?
結論から言ってしまうと、現在、タイヤをはめるのにもタイヤレバーを使っています。
素手でやるよりも、恐ろしく簡単にはまります。
ただ、使う使わないについては意見が分かれるようです。
自分の場合、ロードバイクを買って、自転車屋でパンク修理を教わった時は手ではめてました。
なかなかはまらずにゼイゼイ言って、途中で休憩を挟んでようやくハマった時の嬉しかったこと。
手のひらは皮がむけてましたっけ。
自分がこれほど苦労したタイヤはめを店長や常連さんがあっと言う間にやってのけるのをぼう然と見てました。
「手の皮がむけて硬くなってきたら一人前だよ」なんて言われたりして。
今にして思えば、初心者が誰でも一度は通る道でしょう。
常連さんから見れば、新しく自転車の世界にやってきた初心者が四苦八苦してる姿は微笑ましいひとコマで、「オレも最初はこうだったなあ」とでも思ってたんでしょうか。
それから、しばらくは苦労してタイヤをはめてました。
スマホもなかったし、気軽に検索して調べるという習慣もなかった。
自分なりに工夫して、ホームセンターで買ってきたゴム軍手で作業するようになってから、手のひらの皮がむけることはなくなりました。
いくらかは慣れてもきましたし。
はめ方のコツも公開されるようになり、スマホで手軽に見れるようにもなりました。
そんなに苦手意識はありません。
でも、めんどうで気の重い作業であることは変わりません。
で、ある時、ふと思ったわけです。
はめるのにもタイヤレバーでいいんじゃない? と。
やってみたら、今までの苦労は何だったんだろう⁇ て感じでした。
で、で、思ったわけです。
何でこんな簡単な方法が一般に使われてないんだろうか? と。
改めて検索してみるとーー。
・チューブを傷つけるので使わない方がいい。
・素手ではめるとかっこいい。
・はめやすいようにクリップ機能がついたタイヤレバーも売っている。
などなど。
結論としては、使わずにすめばそれにこしたことはないが、どうしても最後の部分がはまらない時は、はめる時を意識して作られたタイヤレバーを使うのもやむなし、でした。
自分の場合、耐パンク用にかなり分厚いタイヤを使っているので、よけいにはめるのが大変なんでしょう。
それでも、長い間使っていると、それなりに柔らかくなって、素手ではまることもあります。
タイヤレバーも新しいタイプを購入したので、どうしてもはまらない最後の一押しに使っています。
チューブを傷つけたことはないけれど、そういうケースが多いようなので気をつけながら。
何にしても、みんな結構苦労しているのを知って、ちょっとホッとしました。
動画もたくさんあったので、タイヤ交換で苦労している人は見てみるといいかも。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。 クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。 クルマを処分したので街乗りが増えそうです。 ブルベ参戦経験有り(SR取得)。 「やまめ乗り」修業中です。