いきなりですが、自転車通勤中、自転車をかつぎます。
何が悲しくて自転車を背負わなければならないのか?
線路を渡るのに、地下道を通るのです。
幅の狭い階段があって、中央に幅の狭いスロープがついていて、自転車を転がせるようになっています。
とにかく狭苦しくて、押し歩きしにくくて……。
もともと地下道を通ること自体が嫌いでした。
遠回りしたり、コースを変えたりもしました。
でも、けっきょく、開かずの踏切に捕まったり、クルマの多い道路を走らなければならなかったり。
そんな時、シクロクロスの動画を見たのです。
ドロップハンドルの一見ロードバイクに太いオフロード用のタイヤをはかせてダートを走る競技です。
衝撃だったのは、時には自転車を持ち上げて、時には自転車を背中にかついで、障害物を乗り越えることでした。
自転車のレースなのに、自転車から降りて、しかもかつぐ?
いったい、誰が考え出したんでしょう。
現時点では、自転車雑誌などでは取り上げられるけれど、一般の新聞・雑誌やテレビでは話題になるほどではないようです。
ハウツー動画を見てみると、自転車から素早く降りて自転車をかつぐ方法や、素早く自転車に飛び乗る方法まで、それなりにノウハウがあるようでした。
ただ、ジテツウでは背中にリュックを背負っているし、階段の幅が狭いので自転車が対向者にぶつからないようにかつぐ必要があります。
自転車から降りる方法はそのまま使うことにして、自転車のかつぎ方は自己流にアレンジしました。
ひょいと右肩に乗っけるようにかついで、右手は前輪を握って、くるくる回らないようにしました。
進行方向に自転車がまっすぐ向くようにかつぐのがシクロクロスと違うところです。
左手はフリーにして、手すりをもつようにしています。
自転車に飛び乗ることは、まだ、マスターできていません。
まあ、できなくてもいいかな、と思いますが。
大事なところをサドルに打ちつけそうで怖いですしね。
自分もそうですが、ロードバイクに乗っている人は、舗装されてる道路しか走りたがりません。
ついでに言うと、晴れてる時しか走りたがりません。
たまには、雨の日に走り、オフロードを走り、時には、自転車をかついでみましょう。
いったい自分は何をやってるんだろう、と笑い出したくなりますよ〜。
あとがき
今時のタイヤは丈夫なので、ロードバイク用のタイヤでオフロードを走ってもいきなりパンクはしないですよ。
ツールでも、石畳のコースを延々と走ったりしてますしね。
自転車通勤編プロフィール:
自転車通勤(片道15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
クルマを処分したので街乗りが増えそうです。
ブルベ参戦経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中です。