本日は日曜日。自粛要請が出たけれど、仕事なので休日出勤。
朝、家を出るときは降っていなかったので、普通に自転車通勤だったけれど、午前中、ものすごい勢いで降り始めてビビッてしまった
新型コロナウイルスに大雪。呪われた日曜日だ。
自分の場合、マスクを手に入れられなかったので、感染の不安があるのに加えて、花粉症がどうなるかも心配だ。
今のところ、薬のおかげで症状は特に出ていないが、臨界点を超え たとたんに鼻水が流のように流れることだろう。
職場のある街でも市内に感染者は出てしまっているようで、 様々なデマが飛び交っているようだ。
街にあるショッピングモールは、自粛要請を受けて一部休館したけれど、休んだのはこの建物で新型コロナウイルスが発生したからでないかという噂が広がっている。
モールのサイトを見ると、「新型コロナウイルスは発生 していません」というお知らせをわざわざ載せていた。
いろいろ話が飛び交う中で、印象的だった話――。
話し手はお年寄り(男性)なのだが、感染 が近所だという噂を聞いたらしく、市役所へ電話をかけて感染者の家の場所を教えるよう怒鳴りつけたらしい。
また、K-1を観に行った人の名を公表しろとも迫ったらしい。
もちろん、どちらも撥ねつけられたようで、そのことを大声で慎っ ていた。
まぁ、不安に思う気持ちは理解できるが、さすがに教えてはもらえないだろう。
目を血走らせている老人を見ていると 大昔の魔女狩りはこんな風にして始まったのか、と恐ろしくもあった 。
実際、この街に限らず、どこの街でもSNSを通じて感染者捜しの情報が飛び交っていると聞く。
歴史好きの目で今回の新型コロナウイルスの騒ぎを見ていると、令和の時代になっても、中世の魔女狩りのときと大して変わっていないのかもしれないと感じてしまう。