薄い豚肉で作るのがポイントで、文字通り、パリパリサクサクした食感。
『大市民』では、豚肉に塩コショウしてから揚げて、レモン汁たっぷりのせんきゃべつと一緒に食べていた。
- 作者: 柳沢きみお
- 出版社/メーカー: CoMax
- 発売日: 2016/11/17
- メディア: Kindle版
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薄い肉がポイントなので、豚ロース肉の薄切りを選ぶ。
豚カツには、もちろん、パン粉なんだけど、スーパーで売ってるパン粉は、ショートニングやら、マーガリンやら、やたらとヤバそうな添加物が入っているので、とりあえず、片栗粉だけで作ってみることにした。
これで上手くいったら、ネットで無添加のパン粉を買ってみよう。
豚ロース肉のトレイにかかっているラップをはがして、片栗粉をまぶす。
溶き卵にひたしてから、もう一度、片栗粉をつける。
フライパンに薄くオリーブオイルをしいて揚げていく。
豚カツと言うよりはカツレツ風になった。
食べてみると、確かに駄菓子っぽい。
肉はジューシーと言うよりは、カリカリのベーコンみたいな感じだ。
揚げながら食べ、食べながら揚げる。
ウスターソースをかけても、しょうゆをかけても美味かった。
肉がこれだけ薄いと、『大市民』のように、塩胡椒のみの味つけでいけるかもしれない。
今バージョンだと、ゆず胡椒かーー。
途中、溶き卵がなくなると、片栗粉をはたいただけで揚げたり、片栗粉がなくなると、素揚げしたりもしてみた。
いずれも美味い。
つくづく、肉が薄いのが、独特な食感になっている、と痛感する。
お店では食べられない味だ。
食べ終わって、振り返ってみると、溶き卵をつけすぎて、ピカタ風になっていた。
また、ずっと食べてると、片栗粉の粉っぽさも気になってきた。
それでも、十分、美味かったし、大満足だった。
また、リピートするつもりだ。
無添加のパン粉をネット通販で取り寄せようと思っていたけど、何となく面倒くさくなってきた。
片栗粉だけでも、十分、美味かったし。
いっそ、溶き卵だけで、ピカタにしてもいいし、素揚げオンリーでもイケそうだし。
思えば、前回のチキンカツで失敗したのは、肉が厚すぎたせいだろう。
これだけ肉が薄いと、生焼けになる心配は皆無だ。
ここでも、肉の薄さが重要となる。
試してみるときは、くれぐれも「薄切り」を選ばれたい。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。