らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

東京オリンピックマスコット投票に感じる「うさんくささ」と「もったいなさ」について #その他


東京オリンピックのマスコット投票が始まるらしい。

三候補が発表になった。

小学生が選んで、名前は専門家が決めるとか。


正直、どれも魅力を感じなかったし、決め方にもうさんくささを感じてしまった。


一般の人たちが考えて、未来ある小学生が一生懸命決めました、と言うと、文句をつけにくい空気が生まれる。

いかにも、どこぞの役人が考えそうなやり口だ。


同じ東京オリンピックのエンブレムのパクリ問題で懲りてしまったのだろう。

とにかく文句を言われないような決め方をしようとして、小学生まで引っぱり出したのではあるまいか。


名前だけは専門家が決めるという。

さすがに、そこまでは小学生には任せられないよね、というオトナ目線を感じてしまう。


もともと、キャラクターやマスコットについては、日本のお家芸なのに、なんだか、とても、もったいない気がする。

こんなに印象の薄いマスコットにするなら、すでに海外で人気のある日本のキャラクターやマスコットを勢ぞろいさせて「お・も・て・な・し」した方がいいのでは?

マンガ・アニメ・ゲーム、ゆるキャラ

日本が世界に誇れるサブカルチャー代表だ。


人気の割には全くマネタイズに結びついておらず、ネズミーには大きく水をあけられているのは、商売ベタのニッポンらしい。

日本人好きの外人を集めてクールジャパン番組を作ってる場合ではないだろう、と思う。


商業ベースのキャラクターだと問題でもあるんだろうか? と思っていたら、なんでも、ドラえもん東京オリンピックの招致スペシャルアンバサダーだったらしい。

だったら問題無さそうなんだけど。


いっそ、ゆるキャラ代表でくまモンに出てもらった方がインパクトは強そうだ。

ふなっしーはドン引きされるかもしれないので、リスクが高いかもしれないが。


記憶をたどってみても、過去のオリンピックのマスコットなんて、一つも思い出せない。

マスコットなんて、その程度なのだ。

だったら別にどうでもいいじゃん、小学生が選んでもいいじゃん、という意見もあるかもしれない。

でも、だからこそ、チャンスだと思う。

東京オリンピック以来、開催国はオリンピックのマスコットづくりに力を入れるようになった、という歴史が作られるようになるといい。


なんにしても、オリンピック開催なんて、めったにない機会なんだし、日本を売り込むチャンスだと思うんだけど。