そもそも和食が世界遺産に登録されたのは
「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重」
「健康的な食生活を支える栄養バランス」
「自然の美しさや季節の移ろいの表現」
「正月などの年中行事との密接な関わり」
こんな感じらしい。
和食は洗い物が楽⁈
和食の素晴らしさについては他の人のブログでも読んでもらうことにして、自分は他の人が書かないこと、ダメ家事男子的にどうかということを指摘しておきたい。
試しに「和食 洗い物」で検索してみたら、和食は洗い物が大変じゃないですか? というネタばかりだった。
なるほど、「正式」な和食は様々な器を使い分ける。
季節によって変えたりもする。
素晴らしい日本の文化ではあるし、クールジャパンでもあるけれど、ダメ家事男子的にはNGだ。
「和食丼物」は洗い物が「超」楽である
言葉が足りなかったので補足した。
「どんぶり」がNGワードな人は和食系カフェのワンプレートランチか禅宗の精進料理スタイルでも思い浮かべてもらうといいかもしれない。
とりあえず、器の数は少なく! が基本。
自分はどんぶりにご飯と作り置きの肉と野菜の塩麹漬けとをいっぺんに乗っけて食べるようになってしまった。
現在、洗い物は、ハシとマグカップとどんぶりだけである。
食後はやかんで沸かしたお湯でコーヒーをいれた後、残りのお湯をかけて拭くだけだ。
カレーは洗い物が大変!
もう一つ楽なのは、食べた後の「汚れ」が落ちやすいことだ。
カレーは美味いし、食欲がないときでも何とか食べられる。
おまけにカレーで味つけした作り置きは腐りにくいような気がする。
この辺りのことは以前に書いた。
けれども、その後の洗い物は、かなりうんざりさせられる。
洗った後、水をふき取る布巾もかなり汚れる。
味噌は汚れがすぐ落ちる
それに比べると、同じ作り置きでも、牛バラ味噌炒め(というよりは、味噌味つくだ煮風)を食べた後のどんぶりは汚れがあっさりと落ちるのである。
オリーブオイルも使ってるけど、あんまり油汚れは見当たらない。
水洗いだけでいいんじゃないかと思えるくらいだ。
味噌に限らず、和食の調味料で作った料理は汚れが落ちやすい気がする。
基本、油少なめだし、トマトみたいな汚れが落ちにくい食材も少なそうだ。
自分の場合、発酵食品中心の食生活なので、使う調味料も、甘酒、塩麹、酢麹、味噌、どぶろく、豆乳ヨーグルトになる。
よりいっそう、汚れが落ちやすいのかもしれない。
江戸時代の人たちも、灰やぬかや米のとぎ汁で洗ってたみたいだし。
あとがき
油について、ふと考えた。
オリーブオイルはすっかり定着して、アマニ油やエゴマ油もスーパーで普通に売られるようになった。
(値段は高いけど)
最近だと、認知症に効くとココナッツオイルが話題になった。
いろいろ油はあるけれど、汚れが落ちやすい油はどれだろう?
試しに「油 汚れが落ちやすい」で検索してみたけど、「油汚れを落とすには」みたいなサイトばかりだった。
こんなこと考えてんのは自分くらいのようだ(笑)。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。テーマは衣食住・炊事・洗濯・掃除・健康・マネーなど。