らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【良質な睡眠のために】眠ることは死ぬことに似ている。 #家事 #男子 #おひとりさま


また、休日出勤。

年末年始の出勤は、結局、一日おきになってしまった。

まあ、寝正月だし。

金は出ないけど、代休はもらえるし。

ほんとに、もらえんだろうな……。


昨日の休みは、スーパーへ買い物というか、資源ゴミのゴミ出しに行ったぐらいで、家事もサボり、一日中、寝ていた。

文字通りの寝正月だ。


いつもより寝坊して、トイレに行きたくなって起きて、腹が減ったので、そのまま朝食へとなだれ込み、食べ終わったら、また、寝てしまい、目が覚めたら、お昼過ぎになっていた。

しかし、よく、これだけ眠れるもんだ。

我ながら驚いてしまう。


不思議なのは、目が覚めたあと、すっきりとした気分なこと。

以前のパターンだと、貴重な休日なのに、しかも正月なのに、寝るだけで半日が終わってしまった……、などと、しょーもないことを考えては、うじうじしてたような気がする。


なぜかと考えてみると、とても単純な話で、このところ自転車通勤がオーバーペースだったりして疲れがたまっていたことや、知らず知らずのうちに一年間の疲労が蓄積していたので、熟睡してしまい、体力が回復したので、爽快な気分になったのだ。


あとは、電気敷き毛布の効果と言うか、害と言うか、は大きい。

気持ち良すぎて寝過ぎてしまう危険なシロモノなのだが、以前より、ぐっすりと眠れるようになったことは間違いない。

あまりに長時間だと、のぼせたような感じになってしまうけど。


そして、午後10時から午前2時までのゴールデンタイムに睡眠を取るようになったのも、意外な効果が。

女子の美容目的ならともかく、おひとりさま男子にゃ無関係と思ってたけど、案外、そうでも無さそうだ。

この時間帯に寝ると、寝覚めの良さが明らかに違う。

これを身体で覚えてからは、さっさと寝るようになった。

あれほど夜型の自分だったのに、信じられないくらいだ。

あまりにも早寝しすぎると、夜中に一度目が覚めてしまうけど、だいたい午前2時を過ぎてからなのも不思議だ。

身体はゴールデンタイムに寝ることを欲しているのかもしれない。


最後に、良く眠れるようになったり、早寝するようになったのは、以前よりもストレスフリーになってきたこともあると感じている。

少なくとも、1年前の自分だったら、職場でうんざりすることがあると、その夜は、なかなか寝付けなかったし、翌朝の目覚めもヒドいものだった。

と言うか、今日、嫌なことがあって、明日、また嫌なことがありそうな日々を過ごしていると、夜、寝ることが、眠りにつくことが嫌になるのである。

寝てしまったら、目が覚めると、また、うんざりした毎日が始まってしまう。

それが嫌で、眠くなっても、眠い目をこすりながら、だらだらとマンガを読んだりしていた。

今だって、バラ色の人生送ってるわけじゃないし、げんなりすることは、しょっちゅうあるけど、明日は、これをやろう、仕事のあれはちゃっちゃっと片づけてしまおう、晩飯はあれを試してみよう、などと、それなりに過ごしている。

だから、夜は、さっさと眠ろうと思えるし、嫌なことがあっても、とりあえず寝てしまって再起動しよう、と思えるようになった。


大げさな言い方になってしまうけど、眠ることは、死ぬことに似ている。

誰だって死にたくないように、人は眠りにつくことを本能的に恐れるのではないだろうか。

悔いの残る人生を送ってきた人が、いよいよ死ぬかもって時に、まだ死にたくない、とあがくように、ストレスてんこ盛りの日々を過ごしてると、まだ、眠りにつきたくない、と思ってしまうのではないか。


新年の結論ーー。

なるべくストレスフリーな日々を過ごして安らかに眠り、悔いのない人生を送って安らかに死にたいもんである。


カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。