長くて難しそう。
だけどマンガでなら読み通すことができた。
驚いたのは「戦争と平和」が「エンタメじゃん!」ってこと。
これって歴史に残る文学作品じゃなかったっけ?
主人公のピエールは気が弱くて小太りのメガネくん。
だけどキレると暴力的になるw
親友のアンドレイはクールだけど「基本 いいやつ」。
ヒロインのナターシャは天真爛漫。
ピエールの妻エレンは美女だけど悪女。
エレンの兄アナトーリはどうしようもないやつ。
ピエールの悪友ドーロホフは悪ぶってるけど、実は気持ちの良いやつ。
アンドレイの上司クトゥーゾフは人情派で頼りになる。
まるでラノベのキャラクター設定だ。
ついでに言うと、トルストイのプロフィール写真が妙にイケメン。
これではまるで流行作家だw
それにしてもトルストイってクリミア戦争に従軍してたんだな。
ちょっとモヤる。
ロシアのウクライナ侵攻も泥沼になってるし。
こんな戦争文学の名作を生み出す国が戦争してしまうんだよな。
これは「戦争は女の顔をしていない」を読んだ時にも感じたっけ。
それはともかく、マンガで読むとハードル高い文学作品も読めてしまう。
このことを発見できたのは良かった。
読みやすそうな新訳も出たことだし、原作にチャレンジしてみようかって気になってくる。
普通に読むのは無理でもスマホに読み上げさせて耳読するならできるかも。
原作は長いしな……。
「まんがで読破」は100冊を超える作品がラインアップされてる。
図書館にも置いてあるし、ちょこちょこ 読んで行こう。
次はこれかな──。
「カラ兄」は村上春樹さんが何度も読んだ小説として村上主義者には知られた作品。
昔は最後まで読んで村上さんに報告するとコードネームがもらえたりしたっけ……。
「まんがで読破」で読んだあと、新訳で読みやすくなった古典文学をスマホに読み上げさせて耳読する。
必勝パターンになると良いな──。
【プロフィール】
セミリタイア一年生。
節約系底辺FIRE民。
年間約150冊の本と約1,500冊のマンガを読む。
食事は肉・卵・チーズのMEC食&メガビタミン。
料理は電子レンジ調理・時短料理オンリー。
築50年超の生家でサバイバル中。。。