らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【正直不動産】マンガでわかる「不動産屋にダマされない方法」。正直でいることが難しい不動産業界の闇……


2023年冬にスペシャルドラマが放映予定──。

 

主人公・永瀬財地は不動産屋勤務。
ウソすれすれの営業で成績はトップだ。

住んでるのはタワーマンション

おまけにモデルとつきあっている。


ところがある日──。

地霊? の祟りでウソがつけなくなってしまう。
しかたなく「正直不動産」を目指すのだが……。

 


それにしても不動産業界は闇が深い。
あのこの手で売り主も買い主もダマそうとする。
新型コロナウイルス以来、「PCR 検査を受けた人のみ紹介します」て新たな「囲い込み」も開発されてるw

 

こんなことになるのは、不動産屋は手数料のみが収入で、売り主と買い主両方から手数料がもらえるから。
弁護士で言えば原告と被告両方を担当するようなものだ。
売り主と買い主両方から手数料をもらうことを「両手」と呼ぶのがリアル。
中には 「トリプル両手 」なんて大技もあるw

 

もちろん不動産業界も少しずつ改善されている。
2020年 4 月の民法改正では「借り手ファースト」になったようだ。
借りたアパートから引っ越しをする時に「現状復帰」のため敷金が戻ってこないのはよくある話。
民法改正以降は、例えばテレビや冷蔵庫の電気焼けは貸し主負担となり、敷金を修繕に使うことはできなくなった。


もっとも契約書の特約事項に盛りこんでおくという裏技がある。
契約を交わすことがあったら特約事項は要チェックだ。

 

おもしろかったのは事故物件サイト「大島てる」が巻末の特別対談に登場したこと。

かなりガチの対談で「そういう言い方すると炎上するから」と原作者が何度も繰り返していたのが微笑ましい。

 

「大島てる」はさっそくマンガにも登場。

事故物件サイトに嘘の投稿をして不動産価格を下げようとする手口が紹介された。
ホントに手段を選ばない……。

 

「正直不動産」はマンガだけじゃなくて巻末の対談や裏話も面白い。
原作者によれば、不動産屋と交渉する時に「正直不動産」を読んでますと言うと、不動産屋にプレッシャーをかけられる、らしいw
いつか機会があれば言ってみよう。

 

今回は16巻までを読んだ。

 

4月に 最新刊が出たばかり。

 

不動産ネタはまだまだ尽きないようだから、かなり長い間楽しめそうだ。

それだけ不動産業界の闇が深いってことでもあるけど……。

 

 

【プロフィール】

自称セミリタイア・節約系FIRE民。

 

健康優良寝そべり族。

家でごろごろしていたい。

街をぶらぶらしていたい。

健やかにだらだらしたい。

 

寝そべりながら本を読みマンガを読む。

 

自転車通勤を卒業して「歩く人」へ。

睡眠重視のロングスリーパー

 

食事は

肉卵チーズのMEC食&メガビタミン。

料理は電子レンジ調理・時短料理。