らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【もし営業の桜庭が、経済学を学んだら】もし経済学に興味を持った時、最初にこの本を読んでいたら

 

漫画と章末解説のシンプルな構成。

驚いたのは

経済学習漫画なのに、

漫画部分に経済用語が

全く出てこなかったってこと。

 

桜庭は知育玩具メーカーの営業マン。

地味なジャンルなので

会社の行き先も思わしくなく

合併の話も出てる。

桜庭は

ターゲットを子どもから高齢者へ

シフトすることで

活路を見い出そうとするが……。

 

漫画版なのにと言っては失礼だけど、

漫画のエンタメ度が高いのに

ちょっとビックリ。

このままビックコミック〇〇に

掲載されてもおかしくない

クオリティだ。

 

それもそのはず、

漫画担当の高田さんは

「演歌の達」や「ざこ検(潮)」の

作者だった。

 

「みぎわ 水辺の消防士」も

面白かった。

 

 

「もし営業の桜庭が〜」に話を戻すと、

ホント漫画に

小難しい経済用語が全く出てこない。

 

それなのに、

章末の解説を読むと

サンクコスト(埋没費用)や

ダイナスティー・モデルなど

聞き慣れない経済学用語が

漫画と照らし合わせて

分かっていく仕組みになっている。

本当によくできた学習漫画

経済学に興味を持ち始めた最初の頃に

この漫画を真っ先に読みたかったなぁ。

そうすればもっと早く

経済学になじめたかも。

 

原案・監修の柳川さん

の本も読んでみたい。

 

柳川さんは

小学生時代をシンガポールで、

高校時代はブラジルで暮らし、

慶応大学を通信教育で卒業して

東大大学院へ進んだ

ユニークな経歴の東大教授。

なんか面白そうな人だ。

 

 

【プロフィール】

節約系底辺FIRE

セミリタイア)目指す

ナマケモノ&寝そべり族。

 

寝そべりながら

年100冊の本を読み、

年1,000冊のマンガを読む。

 

片道一時間の自転車通勤は

10年を突破。

 

食事は

肉・卵・チーズのMEC食&

メガビタミン実践中。

 

料理はレンチン&時短料理。

 

親が遺してくれた生家に籠城中。。。