らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済が分かった!】2023年は「経済がわかる自分」にオレはなる!

 

経済はややこしすぎるけど、
100人の島に住む動物たち

という寓話に落とし込むと

全体像が見えてくる。

 

1ドル100円が120円になると

円高だっけ円安だっけと

一瞬考え込んでしまう経済音痴だけど、
この本は投げ出さずに最後まで読めた。

 

第1章の

「ケイザイ以前の話」からして、
「人は言葉を使うことによって

    役割分担や分配や知識の継承が

    できるようになった」と

目からウロコ。

 

そして、島の動物たちは

「国」と「お金」を使うようになり

「税金によって、

    お金が価値を持つようになった」
    (租税貨幣論)などなど
わかりやすく寓話化てくれる。

 

実際に造った紙幣や硬貨よりも

数字だけが一人歩きする信用経済

の理屈もようやくわかった気がする。

 

ギリシャ危機や
ジンバブエハイパーインフレーション
リーマンショックサブプライムローン
物価を上げることと景気をよくすることの違い
などなども。

(しばらく経つと

    またわからなくなりそうな

    気もするが……)

 

 

なんにしろ、本書は

お金の発明から

今よく言われる MMT(現在貨幣理論)までを
一気に解説してくれる。

 

この MMT

井上純一さんの

コミックエッセイなどで

聞いてはいたけど

いまいちよく分かってなかったのだ。

こちらも、

もう一度読み返してみよう。

 

今ならもっと理解できるかもしれない。

 


それにしても、
政府や日銀は、
経済学からハズレたことばかり

やってるように思えてくる。

 

景気が良くないのに

増税しようとしてるし、
企業に賃金を上げろと言いながら

法人税を上げようとしてる。

 

日銀の異次元緩和やマイナス金利

事実上失敗してるし。

 

 

それでも最後に安心できたのは、
けっきょく国の経済というのは、
どれだけ数字が一人歩きしても
すばらしいモノやサービスを

生み出している国かどうかに

よるってことが理解できたから。

 

オワコンだ衰退途上国だと

必要以上に

悲観することは無さそう。

 

「東大生が〜」は

経済ニュースがわからなくなるたびに

読み返す本になりそうだ。

 

 

お金や経済について

わかりやすくて面白そうな本があれば

これからも読んでいくつもり。

 

次はこちらを読む予定。

 

最近は「経済」に限らず、
漫画版、
中学生版、
ライトノベル形式など
わかりやすい本が増えてきて嬉しい。

 

例えば「歴史」だと、
これなんか分かりやすくて面白かった。

 

これからも

小難しい本を我慢して読むより、
エンタメな本や漫画で

知識を増やしていこう。

 


【プロフィール】

節約系底辺FIRE
セミリタイア)目指す
ナマケモノ&寝そべり族。

寝そべりながら
年100冊の本を読み、
年1,000冊のマンガを読む。

片道一時間の自転車通勤は
10年を突破。

食事は
肉・卵・チーズのMEC食&
メガビタミン実践中。

料理はレンチン&時短料理。

親が遺してくれた実家に棲息中。。。