セミリタイアしたら
自転車は卒業して
なるべく歩くようにしよう
と考えていた。
けれども
卒業は延長することにした。
買い物などで
自転車で片道30分ぐらいの所へ
出かけることもあるので
いきなり卒業すると
不便になりそうだからだ。
六十歳ぐらいまでなら大丈夫かな
などと思っている。
もともと
自転車から卒業しよう
と考えたのは
年を取ると
事故や転倒のリスクが高くなるし、
自転車ばかり乗っていて
歩かないでいると
足の骨が弱くなる
という話を聞いたからだ。
歩くということは
絶えず足の裏を地面に
打ちつけているもので、
これを繰り返すことによって
足の骨は強くなるらしいのだ。
以前、
自転車の長距離競技ブルベに
参加していた時、
自転車だと
600 km は走れるのに、
大型ショッピングモールを
1時間から2時間も歩く
とすぐにバテてしまうのを
不思議に思っていた。
だから、
「自転車ばかり乗っていると〜」は、
とても説得力があった
それに
両親二人を送ったことも影響した。
二人とも最後の半年は
寝たきりになった。
自分の足で立って
トイレに行って用をたせる。
大袈裟でなく、
人間の尊厳に関わることだ、と
身にしみた。
だから
自転車を卒業して、
なるべく歩くようにしようと
考えたわけだ。
（なぜか走ることは
子供の頃から苦手だった）
しかし現実には、
なかなかきっぱりとはいかない。
やっぱり六十歳ぐらいまでは、かな。
父親を見てきたが、
75歳あたりから
危なっかしくなっていた。
ちょうど
健康寿命が終わるころだ。
あまり長く卒業を伸ばすと、
足の骨が弱くなっていき、
事故や転倒で
そのまま寝たきりになる
というリスクもある。
なるべく早く
卒業した方が良いのだが……。
車はあっさり手放せたけど、
自転車はなかなか難しい。
とりあえず
自転車保険は延長せねば－－。
【プロフィール】
寝そべりながら
年100冊の本を読み、
年1,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は
10年を突破。
食事は
肉・卵・チーズのMEC食＆
メガビタミン実践中。
料理はレンチン＆時短料理。
親が遺してくれた実家に棲息中。。。
