らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【仕事でも、仕事じゃなくても/漫画とよしながふみ】アイディアがまとまっていく瞬間や思いがけない掲載が決まるまでのエピソードは漫画よりもドラマティックだったり

 

 

男女逆転「大奥」や

きのう何食べた?」の作者

よしながふみ

初インタビュー本--。

 

よしながさんは

子供の頃から

弁護士の仕事に興味があって

食べることにも執着していた。

 

これが後々の作品に

つながるのだなぁ。

 

 

そして何より漫画好き。

 

次から次へと

好きな漫画作品が出てくるし、

自分の好きな作品を見かけると

つい嬉しくなってしまう。

 

なかでも

知る人ぞ知る「パーム」が好き

というのはテンションがアガった。

 

ますます好感度大--。


ちなみに最新刊はこちら。

 

 

よしながさんが

弁護士や食べ物など好きなものを

漫画に全部突っ込んだのが

きのう何食べた?

だったんだなぁ。

 

40代だった主人公も

年齢高かったけど、

いまや初老に差しかかりつつある。

 

読んでたときは

「初老の主人公?」て驚いたけど、

よしながさんは

子供の頃から

男は30歳以上じゃないと

て年上好きだったっけ。

 


ゲイの漫画を掲載した

「モーニング」もスゴい。

 

掲載に至るまでのエピソードも

ドラマチックで、

何でこの流れで掲載? と

驚いてしまった。

 

モーニング、懐の広い雑誌だ……。

 

 

 

ペリー来航の何 十年か前に克服する

という流れが作れると考えました。

それで、種痘は牛由来だったので、

どうしよ うかなと考えて、熊だなと。

 

ドラマティックといえば、

女王が統治する国を描いたファンタジーが、

江戸時代を舞台にした「大奥」へと

変貌していく流れもスゴかった。

 

「大奥」が

一生女性が働くお仕事漫画ってことも

意表を突かれた。

 

 

こんな設定

よく思いつくよなーと思っていたけど、

ちゃんと作者なりの出発点があって

作者なりの「理詰め」がある。

 

凡人・読者には

それが見えないだけなんだ。

 


20時間超のインタビューなので

分厚い本になったけど、

共感したり意表をつかれたりと

楽しく読んだ。

 

よしながふみさんの

漫画作品も読んで行こう--。

 

 


【プロフィール】

節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。

寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。

片道一時間の自転車通勤は10年を突破。

食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。

料理はレンチン&時短料理。。。