らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【係長 島耕作】嫌な上司と、上司の妻と愛人と。ラーメン祭りにVHSエロビデオ。昭和は遠くなりにけり……。

 

 

島耕作が係長になりました。

思えば1983年に「課長島耕作」が
スタートした時の 第1話では、
島耕作は係長だったので、
とうとうその時に
追いついたという形になります。

島耕作シリーズで

まだ読んでいなかった係長編。

 

このシリーズは

スピンオフで若返っていたりするから

ややこしい。

 

 

それにしても

昭和時代のサラリーマンはよく働く。

 

今話題の「静かなる退職」なんて

影も形も見られない。

ぶかぶかタバコを吸って、

残業して、

必ず同僚と酒を飲んで、

夜遅く家へ帰る。

 

島耕作も昭和の人らしく

「戦後の子供は

    放し飼いの鶏みたいなものだ」

などと暴言を吐いたりもしてる。

 

 

面白かったのは

ビデオデッキの標準規格を巡って

VHS とベータで争ったエピソード。

 

最終的に VHS が勝利したのは

エロビデオのおかげってのは、

まことしやかな噂として

聞いていたけど、

物語では

初芝がストロングポイントとして

激推ししていたことになってる。

 

どこまでが実際にあったことか

わからないけど

実際に十分あり得そうな話。

 

ベータの方が高機能だったけど、

エロビデオソフトの多い VHS に

負けたという展開は、

後々ガラケースマホに負ける

パターンを連想させる。

 

日本て、

こんなことばかり

繰り返してきたんだなあ。

 

 

係長島耕作

他にもラーメン祭りをやったりと

パワフルに働き、

上司の妻に誘惑されたり、

上司の妻と愛人の間を

取り持ったりもする。

 

部長島耕作あたりから

ビジネス情報漫画としての側面が

強くなって行くけど、

係長編は

嫌な上司とオフィスラブていう

原点に戻った感じ。

 

ちょっと新鮮だった。

 

 

島耕作シリーズは

まだまだヤング編、学生編、就活編を

読んでない。

 

当分楽しめるシリーズだ--。

 

 

 

【プロフィール】

 

節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。

 

寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。

 

片道一時間の自転車通勤は10年を突破。

 

食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。

 

料理はレンチン&時短料理。。。