スカイツリーのお膝元にある
すみだ水族館全面協力の
コミックエッセイ――。
主人公は飼育員で海獣担当。
海獣って言うと怪獣みたいだけど、
ペンギンやオットセイの担当だ。
飼育員の1日は
とても地味な作業の積み重ねだ
ということに、まずは驚く。
飼育員の基本は3つの「じ」。
ご飯を用意する「調餌」、
ご飯をあげる「給餌」、
そして「掃除」。
1日これを繰り返し
毎日これを繰り返す。
水槽の掃除をする時、
ダイビング装備で
水槽を水中掃除機で掃除するってのは
ちょっと驚いた。
(水中掃除機の名前が
「スイトール」だってことにもw)
人工海水を作るために
毎日100kg の塩を
台車で運ぶってのも重労働だ。
それでも
可愛いペンギンと
一緒に過ごせるのは楽しそう。
(もちろん
楽しいことばかりじゃないけど )
ペンギンの生態も意外。
羽の抜け変わる時期は
ホルモンバランスが崩れるようで
意外にドロドロの恋愛模様を
繰り広げる。
なんとなく
一途で一夫一妻制を守ってる
イメージだったけど。
浮気した後、
元サヤに戻ったり、
新しい相手に乗り換えたり、
中にはオス×オスのBLカップルもあるそうな。
久しぶりに
水族館行ってみたくなったな。
すみだ水族館は夜9時まで開館している。
夜の水族館て行ったことなかったな~。
昼間とはまた別の雰囲気で楽しそう。
ちなみに飼育委員さんたちは
月に1回の宿直がある。
夜の生き物だけでなく
幽霊も楽しめるそうな(笑)。
作者の日高トモキチさんは
水族館や植物園や動物園が大好きで、
生物係のコミックエッセイを
他にも出している。
次はこちらを読んでみるつもり--。
水族館のコミックエッセイが
他にもあったので、
これも読んでみたい。
水族館好きって結構多そう──。
【プロフィール】
節約系底辺FIRE(セミリタイア)目指すナマケモノ&寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み、年1,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食でメガビタミン実践中。
料理はレンチン&時短料理。。。