らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

【春はあけぼの 殺人事件】清少納言と夫・則光のコンビは安倍晴明&源博雅コンビに勝るとも劣らない?!

 

源氏物語を漫画化した「あさきゆめみし」で有名な大和和紀さんだけど、清少納言を主人公にしたミステリまで描いてるとは知らなかった。

平安時代の宮廷に鬼が出る殺人事件が起こるのだけど清少納言が探偵役。

頭の回転が速くて暴れん坊な清少納言と、ぼんやり脳筋タイプの夫・則光とのコンビが微笑ましい。

平安時代のホームズとワトソン、いや、同じ 平安時代安倍晴明源博雅 か――。

殺人事件の裏には宮廷での権力争いがあって、清少納言が仕える中宮定子サイドは落ち目になって行き、代わりに 藤原道長がのし上がってくる。

源氏物語を書いた 紫式部藤原道長サイドだ。

 

それにしても 清少納言は、いかにも現代的な気の強いOL(死語?)って感じで、今でも人気あるのがよく分かる。

 

たかがチンピラ女房にすぎなくたって

めいっぱい正義をふりかざして やるんだから!

 

おまえひとりで なにシャウト してるんだ?

 

気の強い一方で、主君の中宮定子に対する一途な思いや、「枕草子」では中宮定子との思い出を偲ぶためにあくまで楽しかったことしか書かないストイックな姿勢などホロリとさせられる。

 

「春はあけぼの殺人事件」では、とくに夫・則光がアホカワイイに描かれているのがGood!

この人、体育会系で雅なことが苦手で、気の利いた 和歌を読まなきゃいけない場面なのに、ワカメをむしゃむしゃ と食べて逃げ出したという、わけのわからんエピソードの持ち主(笑)。

なにげに清少納言が一番前にいる表紙……。


ホントに大和和紀さんの平安時代ものは魅力的。

この際、三国志を始め中国古典ものを漫画化し続けた横山光輝さんのように、平安時代 文学を片っ端から漫画化してくれないだろうか?

 

編集者さん、ぜひぜひ!

 


【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。