イスラムと中華が出会うとエキゾチックで美味しい街になる?
中国の西安からトルコのイスタンブールへ、主に長距離バスを使って移動した女ひとり旅のコミックエッセイ――。
作者の織田博子さんは、こちらのコミックエッセイを読んでファンになった。
旅先で地元の人と知り合い 家庭料理をご馳走になる離れ業をやってのけてる。
このコミュ力には脱帽だ――。
織田博子さんには旅のコミックエッセイ が何冊かあるけど、「女一匹シルクロードの旅」は中央アジアがメイン。
エキゾチックあふれる旅を期待して読み始めた。
けれども 西安やウルムチを始め、いかにも異国情緒あふれる街並みは少なくて、高層ビルや交通渋滞にうんざりしたりすることが多かったってのは意外
ただ、イスラムのムスリム 街で中華料理を食べると、いかにも シルクロードな気分になれるってことはわかった。
中華とイスラムのごちゃごちゃ感が楽しそう――。
どうも 日本人が持つ シルクロードのイメージは、中国の文化をイスラム商人が運んで行く風景みたい。
将来、エキゾチックが味わいたくなって旅に出るようなことがあったら、街に到着した後、真っ先にムスリム 街へ行くことにしよう。
屋台の軽食がどれもこれもやたらとうまそうだし。
豚肉NGなイスラム用、羊肉の小籠包は食べてみたいな~。
それにしても作者の織田さんって行く先々でうまそうなもん食ってるよな……。
中央アジアを舞台にした 別の人気漫画に出てくるアジア飯もうまそうで、日本人から見るとナンっぽい模様付きパンはぜひ一度食べてみたくなる。
織田さんは、ウズベキスタンのヒヴァで、月下、ストリートで美しい三姉妹がウズベク舞踊を踊っているシーンを目撃する。
なんて幻想的なんだろう。
アラビアンナイトな世界だ。
こんなエピソードに出会えるなら、インドアな自分も旅に出たくなってしまう。
残念ながら中央アジアの街はロシアや中国に隣接していて、とても気軽に旅に行けるような所ではなくなってしまっている。
本当に残念――。
次はシベリア鉄道シリーズを読んでいこう――。
子連れ旅もしてるようだ――。
こちらは元祖シルクロード長距離バスの旅。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。