世界中を旅して回っている著者が、旅先でお家にお呼ばれして食べるごく普通の家庭料理――。
ありそうでなかったコミックエッセイだ。
著者は旅のコミックエッセイを数冊出しているツワモノ。
それでも旅先のごく普通の一般家庭で、いつも食べてる家庭料理をご馳走になるというのはとてつもなく ハードルが高い。
少なくとも 自分にはとてもできない。
恐るべし著者のコミュ力――。
で、一番うまそうなのは何と言っても「 餃子」なのだった。
名前も形もいろいろだけど、要は包む(パオ!)もの。
日本では 焼き餃子だけど、本場中国では蒸し餃子や 水餃子ってのはよく聞く 話だけど、世界的に見ても「焼き」はどうも 日本だけらしいってのは目ウロコだ。
ビール好きだから?
だったらドイツやチェコでも焼き餃子が流行っても良さそうなもんだ。
調理法 だけじゃなくて 味付けもいろいろ――。
モンゴルではミルクティーと組み合わせるし、トルコではトマトとヨーグルトのソースをかけるそうな。
デザート餃子ってやつか?
日本でデザート餃子を食べろと言われたら勘弁してほしいけど、外国で黙って出されたら意外と美味しいと思うかもしれない。
クレープだって おやき だって同じ粉もの。
甘いものとの相性も良いのかも。
お店や屋台では食べられない家庭料理を食いまくる著者がうらやましい――。
●著者の旅 コミックエッセイはこちら。
(一部「子育て」あり )
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。