ロシアのウクライナへの侵攻が止まらない。
ここまで長期化するとは誰も思っていなかったのでは？
こんな時こそ「地政学」が役に立ちそうだ――。
地政学は、ざっくり言うと、地理と歴史と政治が合わさったもの。
国が繁栄するためにはどうすればいいか、戦争に勝つにはどうしたらよいかを追求したもので、「悪魔の学問」とも呼ばれる。
日本ではタブー視されることも多い。
しかし、最近は、世界がしっちゃかめっちゃかになってきている。
トランプの出現、中国の台頭と来て、とどめになったのが今回のロシアだ。
しかもそれだけでは終わりそうになくて、中国は台湾を攻めるかもしれないし、インドはパキスタンとドンパチやらかすかもしれないし、アラブはイスラエルともめ続けているし……。
日本だって、ロシアは北方領土で軍事演習を始めたというし、北朝鮮からはポンポンとミサイルを飛ばされているし、中国は台湾の次に日本へ侵攻してくるかもしれない。
戦争なんて、どこか遠い国での出来事のように思っていたけれど、世界はこれほどに不安定だったのだ。
で、地政学――。
手っ取り早く読める二冊をオススメ――。
まずはこちら。
漫画なので読みやすい。
初めて読んだとき、「北朝鮮と韓国がいつまでたっても統一されないのは地政学的に見て統一を望んでる国が世界に一つも無い」て言葉には圧倒された。
次いで、こちら――。
子供用といってバカにするなかれ。
必要最低限のことをシンプルに表現しているので理解しやすい。
特に地図や略図などは、大人用の本よりもよっぽどわかりやすかった。
大人用の地図は、余計な情報をこれでもかというぐらいにたくさん盛りこんでしまうので、ごちゃごちゃして、かえって分かりづらくなってしまっていた。
この頃は地政学をベースにしたエンタメ系の漫画も出ている。
こちらは第一巻と最新巻――。
最後にKindle unlimited 読み放題で読める地政学の本を何冊か――。
地政学はマイナーなジャンルなので、前はもっとたくさんKindle unlimited 読み放題で読めるのがあったのだけど、今見たらこれだけになってしまっていた。
この先は今リンクをはった本も有料になってしまうかもしれない。
それだけ多くの人が地政学を必要としているから。
需要と供給のバランスはKindle unlimited 読み放題でも厳格に保たれているようだ。
もともと歴史や地理が好きで、その流れで地政学にも興味を持ったのだけど、現実の世界はどんどん物騒になってきていて、そんなのんきなことも言ってられなくなった。
地政学は趣味や教養というよりも、現実の世界でサバイバルするために必要不可欠な学問になってしまったようだ。
【プロフィール】
サイドFIRE（セミリタイア）目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み（Kindle書籍読み上げで耳活）年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー（ノンアル）を愛飲中。。。
