複雑な国際情勢も、擬人化したキャラとクラスの人間関係で読み解くと見えてくる?
どうしてロシアはウクライナへ侵攻したのか?
新聞を読んでもニュースを見ても結局はよくわからない。
そんな時にこの漫画を思い出した。
2008年発行なので、かなり古いのだけど、ロシア、当時のソ連がアフガニスタンへ侵攻した時のことが取り上げられている。
「サクサク現代史!」を読んで感じたのは、イジメにあった国は必ずリベンジする、ということだった。
いじめられっ子が格闘技を習って強くなったら、かってのいじめっ子に復讐する。
そんな感じ。
ロシアは長い間ヨーロッパからは野蛮な国とみなされてきたし、日露戦争では日本に負け、第1次世界から第2次世界大戦まで、最も被害が大きかった国のようだ。
国際情勢はかなり複雑に思えるけど、国を擬人化してクラスの人間関係に例えてみると、しょせん、その程度のものなのかも。
ロシアがNATOに対してあれほど警戒心をむき出しにするのもウクライナへ侵攻したのも、今まで散々いじめられてきたから?
腑に落ちる話だ。
※念のため言っておくと、ロシアのウクライナ侵攻に賛成しているわけでは決してありません!
なぜなのか?
理由を知りたいだけです。
ついでの話になってしまうけど、この考え方って今の中国にも当てはまるのかもしれない。
アヘン戦争の頃からヨーロッパの列強に散々食いものにされ、日清戦争では日本に負けて、第二次世界対戦でも相当な被害を浴びた。
しかし、かってのいじめられっ子は今やアメリカと並ぶ超大国となった。
今度はいじめる側に回ってやると思っても不思議ではない。
ちなみに「サクサク現代史」の続編として中国版も出ております。
それにしても、ロシアにしろ中国にしろ、日本って加害者の立場だったんだよな。
これからの日本の行く先って……。😓
それはともかく、漫画を読むことで複雑な国際情勢を身近なものとして実感できるのはホント素晴らしい!
しかも読みやすい漫画でおもしろおかしく理解出来るのだ。
ぜひオススメしたい。
このブログを書くにあたって検索していたら、「サクサク現代史」はリニューアルして新書版にもなっていた。
他にも評価した人がたくさんいたんだろう。
自分が感じたことはそれほど間違っていなかったと思えて、ちょっと気分がいい。
ぜひぜひ、続編を、2022年版を描いて欲しい――。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。