24の「必勝パターン」を徹底解説――。
それにしても、ものすごいタイトルだ。
戦争でもおっぱじめるんだろうか? と言いたくなってしまう。
しかし、戦略とは「楽勝でできることを、徹底的にやる」と聞くと分かりやすい。
「どの土俵なら勝てるかを見極め、勝てる土俵を選ぶ」のが秘訣だとも。
なるほど……。
自分の場合、ナマケモノ&寝そべり族なので、何かにつけ「がんばらないで成果を上げるにはどうしたらいいか」を追求するのがライフワーク。
戦略ベタの日本人の中で、戦略マインドを持ち続けていれば、何かとアドバンテージがありそう。
ただ、成功例として東京オリンピック誘致があげられていたのには、ちょっと複雑な気分になった。
確かに思い出してみると、東京オリンピックの誘致に成功したニュースを聞いた時には、かなり意外な気がした。
外交ベタでPRベタの日本人にしてはがんばったなぁなどと思った記憶がある。
しかし、その後のドタバタっぷりときたら……。
新型コロナウィルスがなければスムーズにいっていたんだろうか?
戦略では成功したのに現場で失敗したと言う、日本人にしては珍しい、いつもとは逆のパターンだった。
ま、五輪誘致の事例はともかく、「戦略がすべて」では、合議性を排除した「iPS 細胞の方程式」など、興味深い成功事例が24件も並べられている。
「AKB48」は、人材をまとめ売りするシステムを作り上げたという点で、しみじみと優れたビジネスモデルだったんだな~。
自分も戦略眼を身につけて、「がんばらずに、しっかりと」生きていこう。
「戦略がすべて」がおもしろかったので、次は同じ作家のこの本を読んでみようと思う。
こちらは若者向けに書かれた本。
こっちを先に読むべきだったか。
内容は「非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめ」とのこと。
自分好みで楽しみだ。
しかし、この頃、無理ゲー社会やディストピア社会をどうやってサバイバルするか的な本が増えてきたなぁ。
それだけ、しんどい世の中になってきたということだ。
ナマケモノ&寝そべり族としては、せめて情報収集して理論武装しておかねば――。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。