気長に引っ越し先を探している。
しばらく前までは団地暮らしが良いと思っていたけれど、最近は変わってきた。
確かに団地は安いし、必要なインフラがそろっているので便利だけれど、それでもまだ家賃は高い方だと思うようになった。
自分の住んでる街にはちっこい大学があって、大学の周りには学生用アパートがけっこうある。
団地よりかは学生用アパートの方がまだ家賃は安い。
学生用アパートだけあって、家賃が安くても、ネットは無料で使えるところが多いのも嬉しい。
よく考えてみると、しょせん寝そべり族なので学生用アパートで十分なのだ。
それどころか、駅やバス停からも遠くていいし(自転車乗りだし)、部屋は狭くていいし(ミニマリストだし)、シャワーのみでもいいし、ガスコンロは一口あれば十分だし(レンチン料理中心だし)……。
インフラも、スーパーと図書館があれば生活できるなぁ。
週に1回ぐらいしか行かないので、そんなに近くでなくても大丈夫だ。
我ながら住まいに関してはあまり多くは望まない性格のようだ。
これって多分「強み」になるんだろう。
たいして努力しなくても固定費を下げられるんだから。
そんなことを考えながらスマホをイジっていたら、世間ははるかに進んでいた。
何しろ3畳物件が話題になっているのだ。
これは都心でも格安で暮らすというのがコンセプトなので、郊外都市住まいの人間から見ればやっぱりお高い。
それでも、「テレワーク」、「寝るだけの部屋」、「セカンドハウス」、「極狭物件」、「狭小物件」などのキーワードで検索していると、おもしろそうな物件に行き当たる。
いくら安くても、あまりに「昭和」な物件はごめんだけど、気長に探せば安くてコンパクトな部屋に出会えそうだ。
寝そべり族で良かった……。
【プロフィール】
サイドFIRE(セミリタイア)目指す寝そべり族。
寝そべりながら年100冊の本を読み(Kindle書籍読み上げで耳活)年2,000冊のマンガを読む。
片道一時間の自転車通勤は10年を突破。
食事は肉・卵・チーズのMEC食。
調理はレンチン一択。
水出しコーヒーとグリーンズフリー(ノンアル)を愛飲中。。。