2021年は自転車通勤11年目。
今年は10年間乗っていたロードバイクのフレームが折れるという事件があった。
クロモリなのに雨の日も乗っていたというのがまずかった。
ブルベに参加して超長距離乗ってたこともあったし――。
大枚をはたいてデュラエースのブレーキに変えて、軽く引くだけでブレーキが掛かるようになって、自転車寿命が延びたかもと思った矢先だった。
ノーパンクタイヤもすり減ったので変えたところだった。
このまま粗大ゴミに出すのは残念すぎるので、そのうちショップへ持っていくつもり。
ブレーキとタイヤだけでも店の自転車に使ってもらえればと思っている。
自転車通勤はサブマシンで滞りなく走っている。
29インチのマウンテンバイクだ。
これはこれで楽しい。
パンクが心配なので、オフロードは走らないようにしてるけど、荷重次第ですいすい走れたり、その逆でなかなか進まなかったりする。
マウンテンバイクなので、タイヤは太いし、雨にも強い。
実は、ロードバイクが壊れた時にも、それほどショックは感じなかったし、特別に悪影響はなかった。
むしろ、そのことに驚いたりした。
片道1時間の自転車通勤は、10年間かけて、生活の一部に完全に組み込まれていて、ほとんど歯を磨くのと変わらない。
ライトやウェアもすっかり定番が決まってしまって、時々買い替えて更新するだけで、特に目新しいことはない。
通勤コースも、川沿いのコース一択だ。
マンネリと言えばマンネリだけど、全く不満は感じない。
むしろとても安心感がある。
サウナーがよく言っている「ととのう」感。
仕事に行きたくない朝でも、嫌な一日の帰りでも、自転車に乗るとリカバリーできた。
自転車通勤は、肉体の健康だけでなく、精神の健康も保ってくれた。
このことには感謝――。
その一方で、定年まで勤めるにせよ、早期リタイアするにせよ、仕事を辞めたら、自転車からは卒業するつもりだ。
ここ1年ぐらいで、ゆっくり決心が固まった。
自転車を降りたら、ひたすら歩こうと思っている。
死ぬまで歩いてトイレに行ける身体でいたいし、事故や転倒が恐ろしい。
高齢者ドライバーやあおり運転が増えているのも気になるし。
自転車通勤のカウントダウンは始まっている。
どうせなら、自転車通勤を目一杯味わいたい。
夏の夕暮れ、冬の朝に見える富士山やユリカモメ。
いつか自分が死ぬ時は、今走っている通勤コースの映像がスローモーションで流れる気がする。
【プロフィール】
年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。
のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリストに
・歴史と地理とニュースの社会科好き!
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法