らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【麻酔科医ハナ】意外と知らない麻酔の世界


医者ドラマは珍しくないけど、これまで日の当たらなかった麻酔科医が主人公――。

 

人間ドックで胃カメラを飲む時、麻酔をかけてもらうぐらいにヘタレなので麻酔方面には頭が上がらない。

麻酔開発で多大な貢献をしたのは意外にも日本人だったりするし。

華岡青洲は嫁姑ドラマの方が有名だけど。

この華岡清州は「麻酔科医ハナ」にも麻酔の歴史ダイジェストで取り上げられてる。


さらに麻酔科医に興味を持ったのは「医龍」がきっかけ。

 

主人公に負けずにアクの強い麻酔科医が登場するのだ。

20巻の表紙に小さく載ってる小男がそうですね。

なぜかジャージ着てる(笑)。

この男が、「ひとーつ、ふたーつ」とカウントすると患者はストンと落ちてしまうのだ。

 

ちなみに「医龍」の作者は、「麻酔科医ハナ」にもゲスト原稿を寄せていて、それがまた笑えた。

読者サービス?  を忘れない原稿にプロ根性を感じる。


さて「麻酔科医ハナ」は女性なのだが、医者の世界でもセクハラは結構あるようだったり、外科は体育系だったり、外科と内科の仲が悪かったりとお仕事小説エピソードもてんこ盛りだ。

医者を主人公にした漫画だと、医者はモテモテどころか忙しすぎて出会いがなく、けっきょく看護師とくっつくしてパターンが多いようだけど、医者が女性だとどうなるのか?

麻酔科の場合、ローテーターと言って、研修中の医者がお勉強がてら半年間程やってくる制度があるそうで、次々に若いお医者さんがやってくる、らしい。

それでうまくいくかどうかは主人公ハナの活躍を見てもらうとして、そんな業界裏話エピソードが楽しい。

 

今回は6巻まで読んだ。

今後ハナはER勤務になりそうで、どちらかといえば地味な麻酔科医としての活動も、緊迫感に満ちたものへと変わっていきそう。

楽しみだ――。


それにしても、激務やプレッシャーに耐えかねて、商売道具であるはずの麻酔に手を出してしまい、薬物中毒になる麻酔科医が少なからずいると言うエピソードには涙してしまう。

お医者さんも大変だよなぁ。

新型コロナウイルス以降は特に……。

 

 

【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


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・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
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