らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

【無理ゲー社会】才能のない君たちはどう生きるか

 

購入してから読むまでの間に小田急線死傷事件が起こった。

「才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア」というフレーズが身にしみる……。

 


資本主義社会は、基本弱肉強食で激しい競争社会であることは分かっていたつもりだった。

幕末の頃でさえ「資本主義、けだし下克上」なんて言葉があったと聞く。

しかしいざ直面してみると、あまりのシンドさに心折れてしまう。


タイトルにもあるとおり「無理ゲー」だ。

いや自分に言わせれば「クソゲー」でさえある。

何しろ自殺者は2万人、引きこもりは115万人いるらしいし、心の病の人は100万とも120万人とも言われるのだ。

少なくとも「ユートピア」とは思えない。


なぜこんな無理ゲー社会になってしまったかと言うと、著者が指摘するとおり、資本主義社会が激しい自由競争を産み、経済格差だけでなく、評判格差や性愛格差を産みだしたからだ。

早い話、「非モテ」が生きづらい世の中になってしまったわけだ。

金が無いというのもしんどいけれど、金があるのにモテないというのもかなりしんどい。


かといって僕たちはもう資本主義社会を手放せない。

資本主義社会だからこそ何十年もの住宅ローンを組んで家を買えるのだ、という著者の指摘にはうなってしまう。


言ってはいけないこと」や「不都合な真実」をズバズバ言語化してくれるのは著者の大きな魅力だけど、正直この本は、読むのがしんどかった。

小田急線死傷事件の後だからか。

いや、やっぱり自分が経済格差社会や評判格差社会や性愛格差社会いずれにおいてもカースト底辺にいるからだろうなあ……。


痛みを伴う読書だったけれど、得るものはあった。

自分の目指すところは、この「無理ゲー社会」や「残酷な世界」の片隅で、ひっそりと快適にサバイバルしていくことなのだなと認識できた。

手始めに次はこの本を読んでみようと思う。

 

何か救いになるようなことが書いてあるといいんだけど――。

 

 

【プロフィール】

 

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。

 

 

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