女子スケートボーダーの漫画を読んでいたら、オリンピックで金メダル! のニュースで驚いてしまった。
マンネリ生活を送るアラサーのアコ。
スケートボードに出会ってからは街が、ストリートが違って見えてくる……。
正直言うと、自分もアコと同じで「スケボーって、オリンピック種目なの?」てレベルだった。
しかし、続々と入ってくるニュースをチラ見してるだけでも、男子ゴールドメダリストはアメリカで超有名人だし、女子金メダリストは史上最年少だわで、なんだか、すごいなスケボー! いつの間に? て感じだ。
タイムリーなことに、4巻ではオリンピック種目としてのスケボーについて物語のなかで解説してくれてもいる。
これを読まなきゃ、種目「パーク」と「ストリート」の違いが分からなかったし、手すりを「ハンドレール」、縁石を「カーブ」、階段を「ステア」と呼ぶことも知らなかった。
スケボー用語って、なんだか、かっこいいなと思っていると、物語のなかの人も同じことを叫んでいたり、リアルワールドで、「ゴン攻め」や「ビッタビタ」などのパワーワードですっかり有名になったスケボー解説者が話題になったり。
やたらと「旬」だ。スケボー。
実際、この漫画では一話おわるごとに「今をときめくガールズスケーターをご紹介♪」してるんだけど、メダリストの西矢さんもちゃんと紹介されている。
しかも、オリンピックでも見せてくれた手すり「ハンドレール」をスベる技の写真まで載っている。
得意技だったんだな~。
男子金メダリストの堀米さんにいたっては物語のなかでリスペクトされてるし。
なによりオリンピック種目のなかでスケボーが目立っていたのは、勝負の世界特有のピリピリした雰囲気があまり感じられなかったからだ。
西矢選手が試合前にライバルと「ラスカル」の話をしていたことも話題になった。
これは、スケートボードがスポーツであると同時にストリートカルチャーだからのようだ。
ライバルを蹴落とすよりも一緒に楽しむのが基本。
スケボー人口、これから増えそうだな~。
「スケッチー」もサッカーの「キャプテン翼」のような存在になるかも。
「スケッチー」は、スケートボードの世界を紹介するだけではなくて、アラサー女子の生きづらさが描かれていたり、お嬢様女子校のスクールカーストが社会人になってもついて回るエピソードや、イジメにあっていた女の子がスターになって現れるフラグなど、骨太ドラマになりそうな予感もビシバシする。
現実の世界でも、漫画でも、ガールズスケーターから目を離せそうもない。
●こちらもガールズスケーターの漫画。
主人公がJKだからか「スケッチー」よりもユルくておバカな感じ。
●「スケッチー」でも取り上げられていたスケボー黎明期の物語。
スケボーは水のないプールから始まったんだな~。
【プロフィール】
年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。
のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリストに
・歴史と地理とニュースの社会科好き!
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法