離婚をきっかけに家を処分して車中泊を始めた漫画家のコミックエッセイ――。
ワンボックスで寝泊まりしながら気ままに放浪する、と聞くと楽しそうだが、それを永続的にやろうとすると一転して大変そう。
実際、作者も離婚が無ければ車中泊に踏み出さなかったろうし、目的地も帰るところもない旅にかえって不自由さを感じていたりもする。
まだ、日本では車中泊=レジャーなイメージが強いけど、アメリカでは、低所得者でしかも高齢者が否応なしに車中泊=ノマド=ワーキャンパーに参入している。
ワーキャンパーたちは季節労働者として、Amazonのような巨大倉庫で過酷な労働に従事する。
シャレにならない現実だ。
映画化されて話題になった作品はこちら――。
そこには「バンライフ」のようなオシャレな響きはない。
掛け値無しのサバイバルだ。
やがて日本もアメリカのように、家に住めなくなった人たちが車中泊へと移行していくのかもしれない。
まだ「#離婚して車中泊になりました」では、漂白の身となった心境を綴ることがメインだけど、この続きはTwitterでフォローできて、こちらでは具体的に車中泊を快適にするためのツールやカスタマイズのノウハウが共有できる。
最新情報では、梅雨は車中泊に適した季節だそうな。
意外だなぁ……。
道の駅グルメも楽しめる。
まとまった続編の出版が今から楽しみだ。
それにしても、今の漫画家はタブレットがあればどこでも仕事が出来てしまうのだな~。
なんならアシスタントもリモートワークで依頼出来るし。
もっともアナログな仕事だと思っていたのが夢のようだ。
今回のブログ執筆をきっかけに知ったのだが、他にも車中泊の漫画を描いてる人がいた。
こちらも読んでいきたい――。
【プロフィール】
年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。
のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリストに
・歴史と地理とニュースの社会科好き!
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法