10年間乗っていたロードバイクのフレームがポッキリ折れてしまった。
これからはセカンドマシンとして使っていたマウンテンバイクで自転車通勤をすることになる。
今までも自転車通勤にちょこちょこと使っていたので構わないけれど、ひとつだけ不安なのはパンクの問題だ。
これまでのロードバイクには、タンナスのノーパンクタイヤを履かせていたのだ。
自転車通勤でパンクしないということはとても大きなアドバンテージがある。
朝イチで大切な会議があるかもしれないし、自分じゃなければ果たせない用事があったりもする。
実際、パンクしてヒヤヒヤしたこともあった。
このため一時期は、朝、早めに家を出るようにしていたくらいだ。
けれどもノーパンクタイヤを使うようになってからは、このストレスからは解放された。
自転車のトラブルといえば、事故、転倒、そしてパンク。
この3大トラブルのうち一つから解放されるのだ。
これがどんなに大きいことか。
月曜日からは、このストレスに向かい合わなければいけなくなる。
それに、パンク修理セットも、持ち歩かなければいけなくなる。
もちろんマウンテンバイク用のノーパンクタイヤもあるけれど、自分の場合、29インチのマウンテンバイクに乗っているので、そのサイズのノーパンクタイヤはない。
はぁ。
このノーパンクタイヤ、ママチャリには結構使われ始めたようだけど、ロードバイクにはほとんど使われていない。
ロードバイク乗りからは、まだまだ偏見を持たれているようで、はっきり言って邪道扱いされてるようだ。
けれどもそれは単なる偏見で、レースやブルベならともかく、片道1時間程度の自転車通勤だったら全く問題ないと言っておきたい。
ロードバイク乗りに、ノーパンクタイヤが敬遠される理由は、一つには乗り味が硬いからだろう。
空気タイヤと比べると、どうしても硬く感じてしまう。
確かに自分も最初に乗ってみた時は硬く感じた。
けれどもタンナスの方も進化していて、最新バージョンのノーパンクタイヤは、あまり硬さが気にならなくなってきた。
自分の場合、23Cの細いタイヤではなく、28Cの太いタイヤを使っているが、これぐらい太いと、硬いと感じることは全くない。
次にロード乗りが面食らうのは、タイヤの重さだろう。
これは空気の代わりに、ゴムのようなやわらかい新素材が入ってるためで、これはもうどうしようもない。
100 グラム単位での軽量化を目指してるロード乗りには全然向いてないだろう。
自分の場合、28Cの太いタイヤを使っていることもあって、初めて乗った時はさすがにその重さにびっくりした。
けれどもすぐに気にならなくなった。
むしろぶん回すと重さで加速がついたような気さえした。
これはもう試乗してみて、気になるかならないか自分で判断するしかないと思う。
仮に重かったとしても、自転車通勤はトレーニングだと割り切って使ってみるのも一興かと思う。
それからグリップについては、タイヤの硬さや重さ以上に全く気にならなかった。
雨の日でも無問題。
むしろ普通のタイヤは雨の日によくパンクしたので、かなりストレスフリーに。
雨の降る中でのパンク修理は、とても気の滅入るものだったし……。
強いてデメリットを挙げるとすれば、路面の小さなヒビ、クラックに、タイヤを取られることが多かったこと。
これは空気タイヤと比べて弾力性が落ちることによるものか。
後は扱っているショップが少ないこともデメリットの一つ。
自分の場合は運が良かった。
ノーパンクタイヤのデメリットといえば、せいぜいこの二つぐらい。
値段を高いと思うかどうかは人それぞれだな~。
自分の場合、パンクのリスクから解放されると思えば充分モトは取れたと思っている。
自分はもう自転車通勤でノーパンクタイヤを使うことがなくなってしまったけれど、使えそうな人は、偏見をとっぱらって、ぜひ試してほしいと思う。
それにしても、月曜日から、大丈夫かな。
これから梅雨の季節なんだよな……。
【プロフィール】
年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。
のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリストに
・歴史と地理とニュースの社会科好き!