らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

【僕はビートルズ】ビートルズへのリスペクトやオマージュに満ちあふれたビートルズ愛! の漫画


今回読んだのは

かわぐちかいじ巨匠の

音楽もの――。

 

かわぐちかいじさんといえば、

押しも押されぬ巨匠で、

中でも名作沈黙の艦隊は、

自分が読んだ漫画の中で

最も印象的だったものの一つだ。

 

他にもミリタリーものを

何作か出しており、

その巨匠が音楽もの?

と意外に思いながら読んでみた。

 


ビートルズ

コピーバンドをやっている

若者四人が

いきなり昭和時代にタイムスリップ。

 

正直、

おいおいまたかよ

と思ってしまった。

 

大作「ジパング」を読んだばかりだったのだ。

ちなみにこちらは自衛隊がタイムスリップする話――。

 


しかもタイムスリップした四人は、

本物のビートルズよりも先に、

ビートルズの曲を自分たちの作品として

発表してしまう。

 

ちょっと共感できそうもないなぁ。

 

原作付きとはいえ、

なんでこんな物語を

漫画化しようと思ったんだろう?

 

そんなことを思いながらも、

結局最後までページをめくる手は止まることなく、

ラストまで一気に

スルスルと読んでしまった。


これは

読ませてしまう

作者の力量だろう。

 


それ以外に面白かったのは、

全巻を通して、

ビートルズへの

リスペクトやオマージュに

満ちあふれていることだった。

 

ジョンとポールが初めて出会った場所、

ビートルズが育ったライブハウス、

この人がいなければ

ビートルズはあり得なかった名プロデューサー。

 

ビートルズファンが

泣いて喜ぶ豆知識が次々出てくる。

 

 

おまけに

コピーバンドの四人も

ビートルズの軌跡をなぞって動いているので、

ジョンやポールが使っていた

マニアックな楽器を手に入れるし、

このシーンは

ビートルズのあのエピソードのオマージュだ、

とわかる仕組みになっている。

 

このあたりは

巻末に原作者の解説が載っているので、

それを読むのが楽しかったし、

解説を読んでから

もう一度パラパラとめくって

その場面を見たりした。

 

ちょっと

普通の漫画とは

違う読み方をしたかな~。

 

 

そして時代は昭和時代、

高度経済成長期真っ只中で、

1964年の東京オリンピック前夜なのだ。

 

この昭和時代のレトロな雰囲気は

歴史好きには楽しく読める。

 

そうそう昔は

「歌手」って歌うだけで、

楽器を演奏しながら

歌ったりはしなかったし、

自ら作詞作曲をするなんてことも

しなかった。

 

コピーバンドのプロデューサーが

イギリスへ渡る時は

関係者一同が飛行場へ見送りに来た。

 

まるで今生の別れみたいに。

 

でも

当時外国に行くってことは

そういうことだった。

 


考えてみれば

かわぐちかいじさんは

ビートルズを生で見た

リアル世代なのだ。

 

こういう当時の雰囲気は、

どんなに資料にあたっても、

作家の想像力を働かせても、

実際に体験した人には

かなわないよなぁ。

 

スルスルと読めてしまうわけだ。

 

というわけでオススメです。

ビートルズファン、

音楽ファン、

歴史ファン、

昭和レトロ好きに。

 

案外

年配の人が読んでも

懐かしくて面白いかも。

 

出来れば

全巻そろえて

一気読み、で。

 

最終巻はこちら――。

 

 


【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!


・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリスト
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
小笠原流礼法
・沈没バックパッカー外こもり?!)