らくだのライフハック

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─セミリタイアして本とマンガの日々─

【マンガでわかる地政学】スエズ運河座礁ニュースから分かる地政学とチョークポイントとは?!


スエズ運河のタンカー座礁が話題になった。


最近は地政学の本をぽつぽつと読んでいて、スエズ運河も登場していたから、巡り合わせにちょっとびっくりしてしまった。

こちらは漫画なので読みやすい。

図書館でも借りられるのがGood !

改訂版が出ていたので、自分も借りてみるつもり。

 

この地政学は、地理と政治と世界史を足して割ったような学問。

国が繁栄するためにはどうすれば良いか、戦争に勝つためにはどうすれば良いかを追求するので悪魔の学問と呼ばれたりする。

少なくとも日本人にはあまりイメージ良いものではないようで、大学でも専門に教えているところはなさそうだ(防衛大では教えてるのかな?)。


そんな地政学にはチョークポイントという言葉がよく出てきていて、文字通り首を絞めると窒息するように、その場所を封鎖してしまうと通行や運搬ができなくなって、軍事や経済に大きな影響を及ぼす場所。

今回話題になったスエズ運河、それにパナマ運河マラッカ海峡などがチョークポイントにあたる。


実際、今回の座礁で世界の貿易に大きな影響が出ているし、損害総額も千億円単位になりそう。

チョークポイントの重要性を世界中に見せつけた感じだ。

しかも、それが日本国籍の船だってのがまた……。

 

それはともかく、今回のニュースのおかげで、スエズ運河の情報がいろいろ入ってくるので、地政学ファンとしてはニュースかぶりつきになってしまう。

スエズ運河の途中には湖があって、そこでタンカーがすれ違うことができるというのを知ったり、地球温暖化で氷が溶けてロシア周りの北極海ルートがいよいよ現実味が帯びてきたりとか――。

 

一般の観光客がスエズ運河を通れる観光クルーズ船もあるようだ。

新型コロナウィルスや、今回の事故が落ち着いたら、死ぬまでに一度くらいはスエズ運河を巡ってみたい。


さっきは地政学の事を悪魔の学問などと書いたけれど、国際政治がしっちゃかめっちゃかになっている現在、世界を読み解くための学問として再評価もされているようだ。

子供向けの地政学の本も出版されてたことが分かって驚いたり。

 

図解でわかる 14歳からの地政学

図解でわかる 14歳からの地政学

 
こども地政学 なぜ地政学が必要なのかがわかる本

こども地政学 なぜ地政学が必要なのかがわかる本

  • 作者:バウンド
  • 発売日: 2021/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

こちらも、図書館にリクエストして読んでみるつもり。

 

ほかにもKindle unlimited 読み放題で読める地政学の本が何冊かあって紹介するつもりだったけど、いま確認してみたら全て有料になってて驚いた。

きっと今回のニュースがきっかけで地政学本の読者が増えたからAmazonも読み放題から外したのかな?

秘かなブームになったのを感じる。


スエズ運河とチョークポイントと地政学

どれもウォッチを続けていきたい。

地政学は、今世界で起きているニュースや国際紛争などがダイレクトに分かるので、面白いし飽きなさそうな気がする。

 


【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


のんびり暮らすライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ!


・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリスト
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
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・沈没バックパッカー外こもり?!)