らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

【がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか】右肩上がりの国の人から見た右肩下がりの国の不思議フシギ

 

中国嫁日記」の作者が経済コミックエッセイを出版した時には驚いたものだけど、もう3冊目になる。


元々ひどい経済音痴なんで、作者の言ってることが正しいのか正しくないのか、よくわからなかったし、そもそも作者の言ってることを半分も理解できてない。

それでも作者がこの3冊の経済本を出している間に、世の中はどんどん作者の言う通りになってきた。

特に新型コロナウイルスが起こってからは、もう間違いなさそう。

さすがの自分にも、新型コロナウイルスの感染が広がっている時に消費税を上げることがどれだけ間違っている事なのかようやくわかってきた。

本書でも紹介されていたけれど、総理大臣がコロナ増税について言及したとき、すぐにおかしいと思ったのは、この作者の漫画を読んできたからだ。

 


このシリーズが分かりやすいのは、中国嫁の月さんによるところが大きい。

経済には素人だけど、やたらと直感が鋭い月さんの質問に夫の仁さんが答える形で話が進んでいく。

「なぜ日本は豊かさを捨てマスカ」

「正直両方どーでもイイデス」

などなど最新巻でも、ド直球の質問やコメントが炸裂する。

 

世界第3位の経済大国なのに、未来を悲観している若者は先進国でナンバーワンな日本。

昇り龍の勢いの中国人から見ると不思議でしょうがないんだろうなぁ。


保育士の給料がなぜ上がらないのか、今の世の中には「バラモン左翼」と「ビジネスエリート右翼」の二大勢力があり、どちらも貧困層には寄与しない(byピケティ)など食いつきやすいネタもてんこ盛りだ。

 

ただ読んでて悲しくなるのは、「希望の光が見えてきた」と解決策が提示されるものの、今の日本政府はとてもやらないだろうなぁと思ってしまうことだ。

「総理大臣になるヒト、このマンガ読むイイじゃない」て月さんのコメントが冗談に聞こえなくなってしまう。

 

思えば小泉大臣のお父さん、小泉純一郎さんが総理大臣の時に、痛みを伴う改革だ、小さな政府だ、官から民へ、民営化すればうまくいく、全部市場に任せれば良い、競争の原理だ、などと大合唱しながら失われた20年へと突っ走ってしまったのだ。

そしてさらに新型コロナウイルス

自己責任なんて言ってる場合じゃない。

政府には政府しかできないことがあるのだ。

本書でも言われてるように、命か経済かなんて二者択一してる場合じゃない。

緊縮財政なんてやってないで、国民にお金を回して欲しい。


最後に、この漫画で紹介されていた高橋是清さん。

かなり面白い人みたい。

アメリカで奴隷になったり、ヒモをやったり、ホームレスになったり、日銀総裁になったり、総理大臣になったり。

経済学で有名なケインズに先駆けて、昭和恐慌の時に反緊縮財政をやった人だ。

日本人にもこんな人がいたんだ。

興味をそそられたので、とりあえず Kindle 読み放題サービスで読んでみるつもり。

 

 

【プロフィール】

年2,500冊の漫画を読み、年に100冊の本を電子書籍読み上げ機能で聞き、片道一時間の自転車通勤を続ける日々――。


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・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトル飲みでプロテイン&メガビタミン
・電子レンジの時短料理で自炊中
・服は制服化&コンフォート命!
・断捨離後、ミニマリスト
・歴史と地理とニュースの社会科好き!


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
古武術介護
小笠原流礼法
・沈没バックパッカー外こもり?!)