今回選んだのはグルメ漫画――。
このシリーズは好きで読んでいたのだが、ようやく最新刊を読むことができた。
前にも書いたけど、これって有名作品のスピンオフだし、そもそものクレしんの作者はお亡くなりになっているし、なんだか色物じゃないかという偏見があったけれど、読んでみると意外とやるじゃんという感じなのだ。
第7巻でも自分の知らなかったランチスタイルが次々と出てくる。
ハリウッド映画や海外ドラマでよく刑事が食ってるような紙の箱に入ったアメリカ風中華料理とか、コシをつけるためにあのタピオカが混ぜられている「ベトナムのフォー」とか、モロッコ料理のタジン鍋セット(これ、まだ食べたことないな~)とか。
中でも一番面白かったのは台湾料理で有名な魯肉飯(ルーローハン)で、台北と台南では食材や調理法や呼び方が微妙に異なっているようだ。
そして、そのことで両者がいがみ合いにあることもあるらしい。
これって宮城県と山形県の人が芋煮のことでもめたりするのと似たような感じで微笑ましい。
この芋煮戦争、ときどきグルメ漫画で取り上げられる。文字通り美味しいネタだ。
関東の人間から見たらどちらも美味そうにしか見えないけど。
さてこの第7巻、スペインのパエリアや、イギリスのフィッシュ&チップスや、アメリカのカリフォルニアロールなどが取り上げられていて、この巻は「グローバル」がテーマだったようだ。
ローカルな弁当男子から見ると、都会のサラリーマンはずいぶん贅沢な昼飯を食べてるように見える(笑)。
次の第8巻は4月頃に発売されるようだが、次巻予告を見ると野原ひろしが日本の地方に出張して知る人ぞ知る郷土料理を食べることになっているらしい。
郷土料理やB 級グルメや地理ネタは大好物なので楽しみだ。
最初は色物扱いしてしまったこのシリーズ、どんどん自分好みになって面白くなってきてるので、このまま打ち切りにならずにどこまでも続いてほしいな~。
【プロフィール】
面倒なこと、嫌いなこと、やりたくないことから脱出するライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ。
Kindle読み上げで本を聴き、宅配レンタルコミック&図書館で漫画を読む生活。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・調理は電子レンジがメイン。
・服は制服化済み。コンフォート命!
・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)
・歴史と地理とニュースの社会科好き!
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・沈没バックパッカー(外こもり?!)