今回読んだ漫画のテーマは、鉄道! 駅弁! 日本一周! だ。う~ん。分かりやすい。
主人公の大介は弁当屋の主人。
新婚10周年のプレゼントとして奥さんから日本一周鉄道の旅を許される。
いちおう日本各地の駅弁を食べて弁当屋の参考にするってのが名目なのだが、それにしても、物わかりの良い、うらやましすぎる奥さんだ。
おまけに大介、タイトルはひとり旅となってる割りには、必ず美女の道連れが出来る。
浮気こそしないものの、これはもう男の夢、いや欲望全開のシチュエーションだ。
さて、実を言うと自分の場合、それほど鉄道の旅には興味がない。
長い間、座り続けるのが苦痛なのだ。
そんな自分でも、これは乗ってみたい、と思うような列車が紹介されていた。
大阪~札幌間を21時間で走る「トワイライトエクスプレス」。
オリエント急行はこんな感じかな、てイメージで、豪華な食堂車やガラス張りのパノラマ車両もある。
途中の金沢駅では、なんと一万円もする「加賀野立弁当」だって食べられる。
駅弁に一万円……。
一生に一度くらいはこんな豪華な旅をしてみたい。
寝転がれるのもポイント高いし。
今では「トワイライトエクスプレス瑞風」と名前を変えて運行中のようだ。
それにしても、駅弁と言うのは日本らしさが詰まっているものだなぁ。
郷土の名産を一口ずつ綺麗に並べて味わえるように盛りつけてあるし、弁当箱やパッケージにも工夫を凝らしている。
外国人が「クールジャパン」と驚愕するのも無理はない。
このシリーズでは、列車や駅弁や見開きで描かれた「車窓の風景」を思う存分眺めることが出来る。
とりあえず、どこかへ出かけたい、と思ってる人にオススメ。行き先のヒントがつまってる。
最終巻はこちら。人気あるようで、ロングシリーズになった。
最後に、他に読んだ鉄道漫画を紹介――。
日本の鉄道すべてに乗ること事態すごいのだが、すべての駅で降りて駅舎を見ているのが恐ろしいほどすごい。
案内人、横見のさんの暑苦しいキャラクターや、巻きこまれる編集者・漫画家の災難に思わず笑ってしまう。
別の漫画家で続編も描かれているが、前作を超えるほどの勢いはなかったようだ。
映画でも続編が面白い作品は、あれとそれと、いくつもない……。
てな、ことを考えていたら、さらに続編が出ていた。
みんな、どこまで鉄道好きなんだ……。
これは未読。
打って変わって、こちらは同じ鉄道でもセンシティブな作品。
いわゆる「鉄分」は少な目。少女漫画度が高い。
オタク度に抵抗ある人にはこちらがオススメ。
最後に不思議な雰囲気の作品を。
路線のウンチクもあるし、けっこう鉄度は高いのだけど、ユルい雰囲気の物語なので、こちらも抵抗なく読める。
「残念なお姉さん」がガイド役。
あまり取り上げられない関東地方の某地域が出ていて、地元をかすっているのが個人的には嬉しかった。
鉄道漫画は、まだまだいっぱいあるのだが、意外と読んでない。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」のような駅員が主人公のもロングセラーだ。
食わず嫌いをやめて手を出してみよう。
【プロフィール】
面倒なこと、嫌いなこと、やりたくないことから脱出するライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ。
Kindle読み上げで本を聴き、宅配レンタルコミック&図書館で漫画を読む生活。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・調理は電子レンジがメイン。
・服は制服化済み。コンフォート命!
・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)
・歴史と地理とニュースの社会科好き!
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法