らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【ゴミ清掃員の日常】ウィズコロナでもイタリアみたいにゴミがあふれることがないのはエッセンシャルワーカーのおかげ

 

 

今回読んだのはコミックエッセイ。コミックエッセイはストレートに知らない世界を教えてくれるのがグッド。図書館で借りられのもなお良い。 テーマは「ゴミ」、いや「ゴミ清掃」の人たち、だ。

 

ゴミ清掃員の日常

ゴミ清掃員の日常

 

 

 

売れないお笑い芸人の主人公が生活のためゴミ清掃の仕事をして、その仕事ぶりを奥さんがコミックエッセイにする。 無駄がない。う~ん。エコ?

 

 

そして実用的だ。

 

これまで調味料が入っていたボトルはペットボトルのカテゴリだと思っていたけど、 色がついているものや油等で汚れているものは可燃ゴミになるのだ。

 

知らなかった……。

 

ドレッシングが入っていたボトルなど、どんなに水洗いしても油分が少しは残ってしまう。

 

これからは可燃ゴミで出そう。

 

 

間違われて出されたゴミは集積場のベルトコンベアで選別される(これまで余計な手間をかけてたんだな)。

 

間違われたゴミは瞬時に見分けなければならない。

 

おまけにペットボトルにフタがつきっぱなしになっていた日にゃ全部取り外さなければならない。

 

大量にフタをはずしていると腱鞘炎になってしまうと言う。

 

ハードな世界だ……。

 

 

考えてみると新型コロナウイルスが蔓延してからでさえイタリアみたいに道路にゴミがあふれ出すことは無かった。

 

これも日本のゴミ清掃人、エッセンシャルワーカーががんばってくれてるおかげだ。

 

 

 

さらに言えば、最近のゴミ清掃車にはAEDを積んでいるそうな。

 

時々、人名救助をしたニュースを開くことがたびたびあった。

 

ゴミ清掃者の存在感はますます大きくなっている。

 

 

 

この漫画がきっかけで自分のような人間でさえゴミ出しする時もっと注意しなきゃと思うようになったのだから、コミックエッセイが果たす役割も負けず劣らず大きい。

 

作者も、もしお笑いで売れっ子になっても、 ゴミ清掃の仕事は続けてほしい。

 

いや、売れっ子になっても、このシリーズの続編は出し続けてほしい。

 

 

エコや環境本って他にもたくさんあるけれど、どうも堅苦しくて理想主義的なものが多いので、これまであまり読む気がしなかったのだ。

 

だから、こういうコミックエッセイがますます増えていくことを祈る。

 

 

そういえば、別の芸人さんが出したコミックエッセイでも面白いのがあったっけ。

大家さんと僕

大家さんと僕

  • 作者:矢部 太郎
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
大家さんと僕 これから

大家さんと僕 これから

  • 作者:矢部 太郎
  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

こちらは叙情派。

 

芸人さんの作品は面白くて分かりやすいし、なにより押しつけがま しくないところがナイス。

 

どんどん漫画業界に進出して欲しい。

 

 

 

【プロフィール】

 

面倒なこと、嫌いなこと、やりたくないことから脱出するライフスタイルと、がんばらないためのライフハックがテーマ。

 

Kindle読み上げで本を聴き、宅配レンタルコミック&図書館で漫画を読む生活。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は、たんぱく質ファースト。糖質制限中。MEC食継続中。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・調理は電子レンジがメイン。

・服は制服化済み。コンフォート命!

・住まいは断捨離してミニマリストへ(団地へ引っ越す?!)

・歴史と地理とニュースの社会科好き!

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

・沈没バックパッカー外こもり?!)