らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【大阪デビュー】アフターコロナの日本再生計画は大阪のおっちゃん達の元気さを見習うところから!

 

 

今回紹介するのはコミックエッセイ。作者はイラストレーターだけど、旦那の転勤に伴って大阪デビューする。そこはもう異国だった――。

 

今更大阪という気もするけど、つい最近大阪都構想住民投票があったばかりなので、つい手に取ってしまった。

 

 

このコミックエッセイの親切なところは最初に大阪の地理から説明してくれたことだ。

 

これは作者夫婦が不動産屋に駆け込んだ時に、川向こうがいいかどうか聞かれた時に?マークが浮かんでしまったところから始まる。


大阪の地理を考えるときに、まず南北真っ直ぐに御堂筋線が走っていることをイメージ。そしてその北部あたりに、北東から南西へと淀川が流れている。

 

先ほどの川向こうという言葉は、この淀川の北なのか南なのかということだ。

 

そして御堂筋線の中央あたりに丸い環状線が走っている。

 


関西在住の人から見れば当たり前の事だろうけど、生まれも育ちも関東の自分にとっては、初めて大阪の地理が実感できた一瞬だった。

 

漫画ならではの分かりやすさだ。

 

結局作者夫婦は川向こうの町に住むけれど、後で分かったことでは、その町は風俗で有名な町だった、というオチがつく。

 

 

他に大阪の地理で面白かったのは堀江や中崎町だった。

 

この街では、作者夫婦から見ると、やたらとおっとりとしたスローライフ系の若者が多かったらしい。

 

かなり意外な気がしたけれど、大阪だって何もマシンガントークの若者ばかりじゃない。


中には低血圧でテンション低い人間だっているだろう。


なんとなくホッとした。

 


この堀江や中崎町は昭和レトロな雰囲気の街らしい。


万が一大阪へ引っ越すことがあったらこんな町にゆるゆると住みたいもんだ。

 

 

それにしても大阪の庶民の人達のパワフルさは相変わらずのようで、特におばちゃんよりもおっちゃんの方に目を惹かれた。


大阪のおばちゃんパワーはもはや都市伝説になりつつあるけれど、おばちゃんが元気なのは何も大阪に限ったことではない。おばちゃんは大抵どこでも元気だ。


それよりも今時おっちゃんが元気なのって、唯一大阪ぐらいじゃなかろうか。


そもそも日本全体が元気がなくて、特におっちゃんの元気はもうかけらもない感じ。日本男子はすべからく大阪のおっちゃんの無駄な元気さを見習うべきだろう。

 

 

ちなみに、このコミックエッセイのベストワンなセリフもおっちゃんのセリフだ。

 

もうええわ
おまえの愚痴は聞き飽きたわ
聞きすぎて耳から血ぃ出るがな


この先、日常生活でうっかり使ってしまいそうな気がする。

 

 

大阪都構想はなくなってしまったけれど、いつまでもパワフルな街でいてほしい。元気でうざいおっちゃんたちがいっぱいいてほしい。

 

 

最後に大阪 B 級グルメの漫画を紹介。こちらも面白かったっす。

 

 

 

最後の最後に東京在住の大阪人の漫画も。シンドない人生を送るゆるゆるなおっちゃん達が主人公です。

 

 

 


【プロフィール】

夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。


・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリスト
スマホiPhoneからPixel 3a XL へ移行
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)


これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
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